学会に参加する

 本メッセージは、南アフリカのケープタウンのホテルで書いています。International Society for Magnetic Resonance in MedicineというMRの国際学会に参加のためで、私の研究室からは大学院生1名と私が発表するために参加しています。

 さて、我々教員や病院で働く診療放射線技師(あるいは医療従事者)の皆さんはどうして学会に参加するのでしょうか?国内も海外も多くの学会があり、多くの学会で年に1回程度大きな学術大会が開催されます。そこでは日頃の研究成果を発表したり他の先生方の発表を聴講したり、教育セッションを聴講して勉強したり、最新の医療機器等の展示をみて説明を聞いて臨床現場での最新の潮流を知ったり、と結構忙しい時間を過ごします。

 人とのコミュニケーションもとても重要です。学会場を歩いていると、普段は会えない人と会うことができます。挨拶したり話し込んだり、中には七夕のように年に1回その学会でしか会えないような人もたくさんいます。皆さんと挨拶して情報交換するのにも時間がかかります。普段は話しかけることもできないような大御所の先生方とも、学会では気軽にお話しすることができます。そのような場を作るため、情報交換会などの場が設けられます。国際学会では、特に普段は会うことができない先生方と会うことができます。留学していた時にお世話になった先生とかが見えると、もうスムーズな英会話もおぼつかない状況ですが、挨拶して近況報告をするだけでつながりを維持できます。

 観光も重要です。国内はもちろん、海外の場合は積極的に観光もすべきと思います。生活様式が異なり、文化が異なり、ということは医療も異なる、ということを肌で感じることができます。今いるケープタウンは超観光都市ですので、アフリカ大陸にいる、と感じることはほとんどないですが、それでも地元のTVをみてニュースを見ると感じるところがあります。同じニュースも日本での報道の仕方と全く異なる場合もあり、立場の違いを感じます。このような経験も、とても重要と感じます。

 このように、学会参加は忙しいです。でも、単に研究発表を行う以上の意味がありますので、機会があれば、そして可能であれば是非積極的に参加しましょう。

アフリカ

メッセージ一覧

ページの先頭へ戻る