学会参加を通じて感じた人とのつながり

2024年9月にスペインのバレンシアで開催された国際学会に参加しました。学会では、デジタルポスターで私の研究を発表する機会があり、ヨーロッパの研究者と交流することができました。印象的だったことは、「フレイル」と呼ばれる高齢者の虚弱化予防が、予想以上に重要な課題として認識されているということでした。

また、学会以外でも多くの印象的なことがありました。バレンシアの市街地は歴史的な雰囲気が残り、とても素敵な場所でした。オープンテラスでは、多くの人々が食事やお酒を楽しみ、親しい人と笑顔で会話をしている光景が見られました。また、街を歩きながら電話をしたり話をしたりする人が多く、人々が積極的にコミュニケーションを取っている姿がとても印象的でした。スペインでは、人とのつながりがとても大切にされていると強く感じました。

一方で、日本では社会的孤立が大きな課題となっている現状があります。地域社会において、人々が自然に関わり合える環境や、誰もが参加したいと思える活動の場を増やすことが重要だと感じました。そのような取り組みは、高齢者のフレイル予防にもつながると考えています。また、私自身も家族や職場だけでなく、地域や新しいつながりを意識して生活することの大切さを再認識しました。

バレンシアの市街地の通り、カフェのテラス席が並び、賑やかな人々が行き交う風景。

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