顔に隠された真実をあぶり出せ!

臨床検査学科で血液検査学を担当します。血液検査学では血液中の細胞の計量法や、血液や骨髄中の細胞の同定法などを学びます。白血病などの血液腫瘍は、がん化した血液細胞が無秩序に増加する病気です。腫瘍の種類によって細胞の顔は可愛らしいものから獰猛に見えるものまでさまざまですが、可愛らしい顔をしているからといって質(たち)が良いとは限りませんし、顔つきは悪くてもあっさり薬にやられて治りやすいタイプもあります。顕微鏡で顔を判別するだけでなく、PCR法を始めとした遺伝子検査などを駆使して顔に隠された本当の質をあぶり出すのも臨床検査技師の仕事の一つです。真の姿をあぶり出す技術革新に一緒に取り組んでみませんか。

血液細胞の顕微鏡画像とPCR解析の結果を示した図。血液検査学の重要性を強調。

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