残暑厳しき2024

2024年夏はパリオリンピック・パラリンピックも開催され、スポーツを通じたたくさんの感動に包まれた夏となっています。わたしは開会式を徹夜で視聴するところから始まり、リアルタイムで応援をしたく、寝不足が続いているところです。

お盆も過ぎ、暦はすでに秋であるのにもかかわらず、この残暑にはうんざりしている方も多いと思います。わたしはもともと福島市に生まれ育っているため、盆地の蒸し暑さは慣れているのですが、近年の暑さからわたしは、「わたしが幼い頃ってこんなに暑かったっけ?なんだか春と秋が短い気がする。」と感じています。そして、昔、映画館で鑑賞した『THE DAY AFTER TOMORROW』という映画のことを思い出しました。この映画は地球温暖化がひとつのテーマになっています。そして、突然、大都市に巨大な雹が降り、ハリケーンが起こり、大洪水となります。その頃はハラハラとしてその映画を鑑賞し、ダイナミックな映像に圧倒され、その映画はまさかの世界だったのです。それから20年たった近年、ゲリラ豪雨や線状降水帯などの言葉が当たり前のワードとしてニュースで話題となっています。現代において、『THE DAY AFTER TOMORROW』の世界が“まさかの世界”ではないのではないか、と危惧しています。わたしにとっては、“災害時にいったい自分は何ができるのかな。今、自分は何ができるのかな”、と考える夏でもありました。

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