臨床検査技師を育てるということ
- 助教
- 三浦 里織
- みうら さおり
- 輸血・移植免疫学、臨床検査学、認知症関連
今回掲載した写真は、昨年度末で閉校となった福島県立総合衛生学院から頂きました感謝状です。気付けば、わたしは、そこで15年間弱、非常勤職員として、臨床検査学科の講義や実習に携わっていました。それによって頂けた“かたちあるもの”です。大変有り難く思っております。
これとは、また別の実感として、先日、臨床検査技師を養成する仕事に携わってきたことによって得た“幸せ”を感じることがありました。それは、5月27日~28日に会津若松市で行われた福島県臨床検査技師会主催の福島医学検査学会に参加した時の出来事です。総合衛生学院の最後の卒業生となった新人臨床検査技師から学会場で声をかけて頂き、彼女の新生活について触れることができました。そして、なんと言っても、コロナ下からの解除となり、情報交換会で会津の美味しい日本酒を頂きながら、彼女の臨床検査技師としての将来像について語り合うことができました。そして彼女から在学中でのわたしとの出逢いについて、感謝の言葉を頂きました。。。
わたしは、学生教育と医療人となってからの教育は、連携していることが重要であると、いつも感じております。本学部のみんなもそう遠くない未来に、彼女のように学会へ参加し、わたしたちと同じ目線で夢を語ることが出来るようになるのかなぁと、期待を抱いています。
