「百聞は一見にしかず」には続きがある
- 助教
- 三浦 里織
- みうら さおり
- 輸血・移植免疫学、臨床検査学、認知症関連
「百聞は一見にしかず」 これは 「人から何度も聞くより、一度実際に自分の目で見る方が確かでよく理解できる」 事を意味し、多くの方はこのことわざを一度は耳にしていることだろうと思います。しかし、これには続きがあることをご存じでしょうか?先日、ネット記事で知り得たのですが、次のように続くのです。「百聞は一見にしかず 百見は一考にしかず 百考は一行にしかず 百行は一果にしかず 百果は一幸にしかず 百幸は一皇にしかず」、これは簡単に言えば 「聞くだけではなく、実際に見ないとわからない 見るだけでなく、考えないと意味がない 考えるだけでなく、行動するべきである 行動するだけでなく、成果を出さなければならない 成果をあげるだけでなく、それが幸せや喜びにつながらなければならない、、、」ということで、“私達は日々何のために努力をしているのか?”との疑問に対する答えであるような、また、これから医療について学んでいく学生の皆さんへの“励ましの言葉”となるようなことわざなのではないかと感じております。