SSH医療系セミナー

福島高等学校・福島県立医科大学連携 SSH医療系セミナーを開催しました

福島県立福島高等学校と福島県立医科大学、両校は連携して6月29日―30日にセミナーを開催しました。
このセミナーは、将来、医療の道に進むことを希望する福島高等学校の生徒を対象に、福島の医療の現状を直視し、困難な状況を打開するためのアイデアを練る場として企画しました。Super Science High school(SSH)指定校である福島高等学校をモデルケースとして、今回初めてとなるこの試みは、従来のオープンキャンパスと違い、半年間にわたるプログラムが組まれ、その中で医療の現場の見学やディスカッションなどを繰り返し、福島で活躍する行動力を持った次世代の医療人育成を目指すものです。
今回は、最先端医療の現場を見学し、福島の医療人に求められるものは何かを議論した2日間のプログラムをレポートします。
このセミナーは、今後も夏休みに医療現場見学などを予定しており、「福島に求められる次世代医療人の姿」について、年末には参加高校生による発表会をすることを目標に活動を続けてまいります。

プログラム

平成25年6月29日(土)

12:00~12:10 開講式
12:15~13:15 福島県の医療事情
福島県立医科大学 整形外科学講座
准教授 大谷 晃司
13:30~15:00 地域医療について考える
 (TV番組を利用して考察)
15:20~15:50 福島医大医学部生の活動と医大紹介
16:00~17:00 医大生との交流会
医療系セミナーの様子、参加者が講義を受けている教室の風景。

平成25年6月30日(日)

09:00~09:15 挨拶 オリエンテーション
09:20~11:30

医大内設備見学

  • 手術室、ダヴィンチ
  • ドクターヘリ、救急車
  • 被ばく医療棟
  • PET-MRI
11:30~12:00 福島県民の健康を見守るために
「県民健康管理調査」
放射線医学県民健康管理センター
広報コミュニケーション部門 教授 松井 史
12:00~13:00 昼食 医大生との交流、情報交換
13:00~14:00 班別ディスカッション
「“医療人”とはなんだろう?」
14:00~16:00 各班発表と講評
16:00~16:30 福島の医療の砦として、
これからの医大の医療体制 
福島県立医科大学 
副理事長 竹之下 誠一
16:30~17:00 医大生との交流、情報交換

セミナーの様子

次回は医大生と福島高校生の夏合宿を予定
福島の医療の現状を実際に見学して回り、医療人として何ができるか、すべきかをさらに考察する予定です

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