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医学部長ごあいさつ

福島から世界へ、世界から福島へ

医学部長 福島県立医科大学医学部では教育理念として「心・知・技・和・地」を掲げ、保健・医療・福祉に貢献できる医師・医学研究者を育成し輩出することに努めてきました。
心は真摯な心、共感する心、探求する心、知は命を救う知識、病める人を癒す知恵、明日を生きる知性、技は確かな技、未知に挑む技、未来へ繋ぐ技、和は患者や家族との和、働く仲間との和、地域や世界の人々との和、地は地域に学ぶ、地域を創る、地域から発信する、を意味しています。福島県や地域の医療機関と連携して、良き医師の育成に取り組んできました。
また、研究機関として総合科学、生命科学、社会医学、臨床医学の各分野で、最先端の研究成果を世界に向けて発信してきました。臨床医学では附属病院で先進の医療を提供し、県民の健康を守る役目を果たしてきました。

東日本大震災と原発事故後、本学は新たに特別な使命を担うことになりました。自然災害の多い我が国で安心して暮らすために災害医療を充実させること、そして被ばくによる健康問題の解決です。そのために最新の医療機器の導入や新施設の建設、新講座の開設など、施設や設備の充実が図られました。ふくしま国際医療科学センターが設置され、最新の診断と治療、特に周産期医療の充実が進められています。

また、平成28年度より長崎大学と共同で災害医療や被ばく医療を学ぶ大学院のコースを設立し、平成30年度からはロシアのサンクトペテルブルクにある国立メーチニコフ名称北西医科大学と学術交流や学生交流を進めています。
高度な知識と技術、そして高い倫理性を備えた医師を育成するため、更なる医学教育の充実を目指して卒前・卒後教育の改革を進めています。医学部では国際認証に対応して、平成30年度から教育カリキュラムを改訂し臨床実習を72週にします。また、本学は新専門医制度の全19基本領域の研修プログラムを有し、地域の病院と密接に連携して、県内全体で良い医師を育成できるように卒前から卒後までシームレスな教育体制をとっています。

本学は武漢大学(中国)、マウントサイナイ医科大学(米国)、ベラルーシ医科大学・ゴメリ医科大学(ベラルーシ)、ホーチミン市医科薬科大学(ベトナム)、オハイオ州立大学(米国)、国立メーチニコフ名称北西医科大学(ロシア)と協定を締結しており、学生や教員を派遣しています。また、国内や海外の大学からの短期留学生の受け入れも震災以降増えてきました。
本学は熱意と探求心にあふれる人を求めています。私達と共に学び、自由な発想で新しい医学を創造し、研究と医療を通して社会に貢献することを目指してください。

 

 

平成30年(2018) 4月1日
福島県立医科大学 医学部長  竹石 恭知

 

 

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