大学院4年生 阿部 諭史
 私は平成17年に自治医科大学を卒業し、福島県立医科大学附属病院で2年間初期研修を行った後、6年間の地域医療に従事しました。平成25年4月から平成27年3月まで、福島県立医科大学附属病院循環器内科で勤務しました。研究分野としましては、竹石教授、義久特任教授のご指導のもと、心不全に関する臨床研究を行い、海外での学会や全国規模の学会で研究の結果を発表する機会を与えていただきました。なかでも、肝機能障害の指標の一つであるMELDスコアと心不全の関連について、研究成果をまとめた論文がPLoS One誌に掲載されました。現在は、福島県立南会津病院に一般内科医として地域医療に従事している傍ら、週に1回福島県立医科大学附属病院で経食道エコーや臨床研究を行っております。諸先生方のご指導のおかげで、研究デザイン、解析方法など少しではありますが理解できてきた実感があり、有意義な勉強をさせていただいております。これからも臨床業務のみならず臨床研究も頑張っていきたいと思います。




大学院4年生 秋田 発
 大学院博士課程4年目の秋田発と申します。
 福島県立医大付属病院で初期研修を行った後、福島県立南会津病院で2年間勤務し、その後大学院に入学いたしました。その後は大学での臨床研修、公立相馬総合病院での臨床研修を経て、昨年度から大学に戻り、臨床業務だけでなく、研究活動に取り組み始めました。以前からお世話になっている細胞統合生理学講座でiPS細胞を使い、分化した心筋細胞を用いてClイオンチャネルと心筋細胞の収縮の関係についての研究を行っております。3月には日本循環器学会、日本生理学大会にて研究内容を報告しました。今後はさらに研究を進め論文としてまとめていく予定です。
  臨床においても研究においても多くの先生方のご指導により有意義な日々を過ごしております。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。




大学院4年生 一條 靖洋
 大学院博士課程4年目の一條と申します。
 私は初期研修2年目に入る際に大学院に入学し、初期研修、後期研修と並行して学業を修めております。一年間相馬市での臨床の経験を積ませていただき、今年度より再度大学で勤務させていただいています。現在は義久精臣先生のご指導のもと、心肺運動負荷試験などの心臓リハビリテーションに係る諸検査のデータについて研究するとともに、リハビリテーションの現場に触れ、心不全の方々に対する包括的な病態評価、介入の方法について模索しております。
 これまでは経験した症例、研究した事柄に対するまとめとしての論文を執筆するという経験はほとんど積んできませんでしたが、学会での発表に加え論文の執筆などを通して自身の修学及び医学の発展に少しでも寄与していければと思います。 今後も業務、学業及び研究の経験を積み専門分野の知見を広めるべく研鑽を積む所存です。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。




大学院4年生 國分 知樹
 大学院博士課程4年目の國分知樹です。
 平成28年度より齋藤修一先生、三浦俊輔先生ご指導の下、基礎実験を行ってきました。 実験のテーマとしては、我々真核生物の染色体の末端にある構造で細胞の老化や不死化と呼ばれる現象に重要な役割を担っている考えられているテロメアに着目した研究を行っており、具体的には高齢マウスを用いて加齢に伴う虚血後の側副血行路発達障害におけるテロメラーゼ(テロメアを伸長する酵素)活性の効果の解明を行っています。
 現在までにテロメラーゼ活性化薬を老齢マウスの虚血モデルへ投与したところ、下肢筋肉の血流が対照群に比べて有意に回復するという結果が得られ、その分子細胞生物学的メカニズムとして老齢マウスにおけるテロメラーゼ活性化が下肢虚血に伴う活性酸素の増加やDNA障害を抑制することで虚血後のp53の発現が抑制され、またミトコンドリア機能の改善やアポトーシスの抑制により血管新生が促進され老化に伴う側副血行路発達障害が改善する機序が分かってきました。
 現在は関連病院で臨床医として働きながら週1回大学病院での実験日を頂き、追加実験や論文作成をしているところで、今年度は学位取得はもちろんのこと、日本循環器学会やアメリカ心臓病学会でも上記成果につき発表していく予定です。




大学院3年生 神 雄一朗
 大学院博士課程3年目の神雄一朗と申します。
 郡山市の寿泉堂綜合病院で初期研修を行った後、福島県立医科大学、太田西ノ内病院での後期研修を経て、現在は福島県立医科大学で大学院の医学科基礎講義を受講しつつ、基礎研究を行っています。石田隆史教授に師事し、ヒト血液中のリンパ球を分離し、DNA損傷量を定量することによって各個人の放射線被ばくへの感受性を検討しています。また、それに並行して心血管病の危険因子とDNA損傷の関係を明らかにすることにより、新たな心血管病のリスクマーカーを構築することを目的に研究を行っています。本研究において少しでも皆様の健康と今後の医療の発展に寄与できるように医師として科学者としての知識、技術を向上させていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。




大学院3年生 佐藤 悠
 大学院博士課程3年生の佐藤悠と申します。
 心臓病先進治療学講座の義久特任教授のご指導の下で臨床研究に従事しております。大学院1、2年生時は心不全と肝機能障害、心不全と潜在性甲状腺機能低下症との関係についてデータをまとめ、2編の論文がそれぞれ海外誌にアクセプトされました。現在は引き続き甲状腺機能障害と心不全の関連や、左室駆出率の違いによる心不全の臨床像の違いなどに関して研究を進めております。臨床に活かせる研究を目標に今後も研鑽を積んでいきたいと思います。




大学院3年生 肱岡 奈保子
 大学院博士課程3年の肱岡奈保子と申します。
 昨年度は、大学院生として研究デザイン学の授業を受講し、今後の研究についての足掛かりを学びました。また、不整脈については臨床の現場に加え、当院でのデータ解析を踏まえて、学会で発表する機会を頂き、充実した日々を過ごしております。
 今年度は病棟チームから離れ、石田隆文先生のご指導のもと、DNA損傷に関する研究を行い、また不整脈については鈴木均先生、上岡正志先生のご指導下で、心房細動に関する臨床研究を論文作成など発展させていくため、努力しています。
 今後も臨床医としてのさらなる深い知識、広い視野を得るために、日々精進していきたいと思っております。




大学院2年生 喜古 崇豊
 大学院博士課程2年目の喜古崇豊と申します。
 八戸市立市民病院にて初期研修を含め3年間勤務し、その後は札幌ハートセンターでインターベンションを中心に学んできました。昨年度より福島県立医科大学附属病院で働かせていただくことになり、同時に大学院へ入学しました。現在は病棟のチームに所属し実臨床を行いながら、益田先生の御指導の下、心臓核医学の研究に携わっております。日本に数台しか導入されていないPET/MRI機器と13N-ammonia や18F-FDGといったトレーサーを用いて、心筋虚血評価や心機能解析、心筋バイアビリティ評価の研究を行っております。臨床と研究の両方に関わる事のできる環境で、医師としての知識、技術を向上できるように研鑽していきたいと考えております。どうぞよろしくお願い致します。




大学院2年生 君島 勇輔
 大学院博士課程2年目の君島勇輔と申します。
 今年度より三阪智史先生のご指導の下、主にマウスを用いた基礎実験を少しずつ開始しております。心血管疾患における骨髄増殖性疾患関連遺伝子変異の研究をテーマに実験を行っています。実験を始めてまだ1ヵ月で、まだ右も左も分からない状態ですが、先輩方、技師さんのご指導を受けながら少しずつできることを増やしている状況です。基礎実験は思っていた通り、臨床よりもずっと細やかな作業が必要とされる仕事でした。今後、どう結果がでてくるか不安な時期が続きますが、この研究が今後の医学の発展に少しでも寄与できるような仕事になることを願いつつ、日々精進していきたいと思います。