公衆衛生学は、実践科学であると思っています、つまり、役に立つ学問でなければならないということです。現実の社会に、科学的な根拠を持ってどのように貢献できるかを常に考えています。また、狭義の「医学」のみでは、対応できない問題が山積しており、他分野(心理学、社会学、看護学、福祉学、経済学、情報科学、等々)との協働が必須になってきており、私たちのアプローチの特徴は、「学際性」にあります。さらに、地域での実践活動に役立ち、それを広げるためには、市町村から都道府県、国とさまざまなレベルの政策形成に関わる必要もあります。その意味で、政策科学も公衆衛生学の特徴です。
WHO(世界保健機関)の標語に、"Think globally, act locally".というのがあります。「地球規模で考え、地域レベルで活動する。」を私のモットーにしています。
興味関心のある方は、是非、一度、話しに来て下さい。
名前 | 安村誠司 | |
当講座着任 | 2000年11月 | |
出身大学 | 山形大学医学部 | |
専門分野 | 老年学、特に転倒・骨折、「閉じこもり」の疫学・予防、地域保健、政策科学 |