教育活動
教育活動

- 公衆衛生学は社会医学系に含まれますが、その目的は疾病の予防、健康の増進であり、応用科学という特徴が強くあります。
- このため、医学部の講義では総論として公衆衛生学の概念、歴史的展開を把握した上で、公衆衛生学の診断学とも言うべき、疫学の理論・方法を習得します。
- また、公衆衛生学の各論としては、さまざまな領域における健康現象を取り上げ、社会における健康現象、例えば生活習慣病や感染症の増加に関して、その実態から成因・背景・予防方策、残された課題等に関して学びます。
- また、実習では、保健所や福祉施設を始めとする各種の施設に赴き、地域における課題を理解し、自ら問題を設定しその解決策まで考える課題解決型の学習を取り入れています。
- さらに、医学部4年次後半には少人数グループを基礎上級として受け入れ、実際の疫学的研究の体験などを通して、健康現象を巨視的、総合的に考える機会を提供しています。
- Evidence-based Public Health(根拠に基づく公衆衛生)を理解することが、重要な教育目標です。
