当講座は1962年(昭和37年)奥秋晟名誉教授が東北大学より麻酔科の基礎造りのために講師として赴任したことに端を発します。その後、1966年(昭和41年)正式に講座として開講しました。1997年(平成9年)より第2代教授として、村川雅洋教授が着任し現在にいたっています。
開設当時は医局員も数少なかったものの、2000年(平成12年)には、教室員は50名を超え、日常の麻酔管理(周術期管理)に加え、集中治療部(全国に先駆け1964年に開設:当時は中央病棟)での業務や慢性疼痛治療、さらには癌性疼痛治療(緩和医療)など、幅広く診療を行っています。
2021年(令和3年)第3代教授に井上聡己教授が就任され、現在に至ります。