Northwestern University, Feinberg Cardiovascular and Renal Research Institute 三浦 俊輔
 私は2018年10月よりシカゴのノースウェスタン大学のFeinberg Cardiovascular and Renal Research Instituteに留学し、Hossein Ardehali先生に師事しています。
 私が属しているノースウェスタン大学シカゴ校はシカゴ中心街のミシガン湖沿いにあり、生活環境は大変よいところです。もちろん研究する上での環境も申し分なく、同校内や同大学エヴァンストン校内の研究室ともコラボレートし、最先端の研究を行うことが可能です。同校にはたくさんの日本人留学生がおり、月に1回開かれる勉強会及び飲み会が、有用な情報交換の場となっています。
 私のいる研究室は心血管病における様々な代謝プロセス、特に鉄代謝との関連や働きについて主に研究しています。週1回のミーティングでは実験の質を更に高めるために皆が活発に意見を出し合っています。現在私はクエン酸回路におけるアミノ酸代謝と鉄の関連について調べる実験に取り組んでおります。周囲の方と同等に討論するためには幅広い基礎科学の知識が必要であり、ミトコンドリアを中心とした代謝経路について改めて勉強しているところです。
 海外生活ということで初めは不安が強かったですが、Hossein教授を始め、周りのスタッフの優しいサポートもあり、現在は人生の中でなかなか経験できない海外での研究生活を送れていることに日々喜びを感じております。最後にこのような貴重な機会を与えて頂きました竹石教授を始め、医局の先生方、如山会の先生方に厚く御礼申し上げます。




Université Laval 横川 哲朗
 現在、カナダのケベックシティにあるラヴァル大学で勤務しています。
Groupe de recherche en hypertension artérielle pulmonaireに所属していますが、肺高血圧症の基礎研究を中心に行っているラボになります。基礎のラボですが、臨床部門と共同で研究を進めており、肺高血圧症患者の臨床検体や臨床データも豊富で、簡便にそれらを使用できます。
 ケベックシティはフランス語圏のため、ラボはフランス語の会話が多いのですが、英語もそこそこ通じるのでなんとかなっています。ラボメンバーはケベック人、フランス人、アメリカ人、日本人、中国人、レバノン人、チュニジア人など国際色豊かです。フランスが以前、植民地としていた国々から、フランス語圏の先進国へ働きに来るんだなあと、当たり前ですが実感しました。皆様とても親切で、大変助かっています。
 2月にカナダに来たのですが、極寒で、外気温は-20℃まで低下することもあり、外の環境は冷凍庫と同じと言っても過言ではありませんでしたが、住居は暖房設備が完備されており、快適です。ケベックシティは「北米のパリ」と言われる観光都市です。街のシンボルと言われる建物の5月の写真を撮ったので載せておきます。
 最後に、僕の人生において、カナダでの実験生活という貴重な機会が得られ、福島県立医科大学循環器内科学講座へ入局してとても良かったと、実感しています。