本研究部門では、ゲノム編集技術、高解像度顕微鏡による分子ダイナミクス、細密立体構造解析などの最新の研究技術を取り入れて、種々の病態の解明に向けた研究を行なっております。なかでも受精の分子メカニズムの解明を中心に、配偶子や幹細胞を用いた生殖生物学研究に力を入れております。幸運なことに、最近、不妊症の解決に繋がる受精を成立させるための鍵分子の発見や、受精の新たな概念を提唱するなど成果が得られました。このように本研究部門では、基礎研究を通して、病態の理解や克服に繋がることを目指しております。
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2023年11月1日
福島県立医科大学医学部附属生体情報伝達研究所細胞科学研究部門
研究主任教授 井上 直和