手術を支援する機器(ロボット)を外科医が操作して行う手術です。熟練した外科医の手技にロボットの技術が加わることで、困難であった手術を可能にし、精密で正確な手術が可能です。

手術支援ロボット、ダヴィンチサージカルシステムの特徴

  • 解像度で鮮明な3D画像による「正確な解剖認識」が可能
  • 手ブレ補正機能により、熟練した外科医でも生じていた「手ブレがゼロ」
  • 「ヒトの関節の動きを超える可動域」を持つことで、鉗子の先端が自由に回転・角度変更でき、人の手の届きにくい臓器の裏側も手術可能
  • モーションスケール機能により、手を6cm動かして、鉗子の動きは2cmにすることができ、術者の手の動きの3倍精密な動きを鉗子に伝達。
  • 3本のアームを術者がコントロールし、これまでの術者が2本の手から「3本の手」による手術が可に。
  • 熟練した外科医の手技にロボットの技術が加わることで、困難であった手術を可能にし、精密で正確な手術が可能

熟練した外科医の手技にロボットの技術が加わることで、困難であった手術を可能にし、精密で正確な手術が可能です。

当院の手術支援ロボットについて

米国のIntuitive Surgical社の最先端の第4世代手術支援ロボットであるダヴィンチXiとダヴィンチXの2台体制です。ダヴィンチはビジョンカート、ペーシェントカート、サージョンコンソールの3つから構成されています。
ダビンチ Xiとダビンチ Xは、共通のサージョンコンソールとビジョンカート,また共通の鉗子類を使用しています。
ダビンチ Xiは、広い術野の操作を要する手術や、手術中に体位の変換などを要するものにも使用でき、ダビンチ Xは、一定の手術範囲で行われる術中体位の変換をあまり必要としない手術に使用されています。

診療科

低侵襲手術の特徴