JRC2022に参加して
- 助教
- 山尾 天翔
- やまお てんしょう
- 画像解析学、分子イメージング技術学、核医学、磁気共鳴医学
4月14日から17日の4日間に開催されたJapan Radiology Congress (JRC) 2022に参加してきました。JRCは本邦の放射線医学、放射線技術学、医学物理分野で最も大きな学会であり、例年約2万人が参加します。年に一回、横浜で開催されます。私自身、学部生の頃から毎年参加していますが、機械学習や深層学習に関する演題発表が年々増加していると感じました。また、レベルの高い学生発表も多くありました。本学の学生にも研究の面白さを知ってもらい、研究成果を発表することで得られる達成感を味わってもらいたいです。
JRCでは100社以上が出展する機器展示(ITEM)も同時開催され、最新のCT装置、MRI装置、PET装置などの実機に触れることができます。メーカーの方から医療機器に関する詳細な説明をいただき、様々な最新技術を学ぶことができました。医療機器メーカーでは、診療放射線技師の免許を持つ人も多く在籍しています。本学の卒業生も医療機器メーカーへの就職という選択肢もあります。
今回は3年ぶりに現地参加することができました。研究室の先輩や後輩、共同研究者の方々、他の大学、病院、企業の方々と意見交換することができた有意義な学会参加となりました。
写真はJRC2022の開会式の風景です。
