報恩謝徳

2021年3月11日で、東北地方を中心に未曾有の被害をもたらした東日本大震災から10年を迎えます。地震や津波により被害に合われた方々、原子力発電所事故により避難を余儀なくされた方々など多くいらっしゃいます。しかし人類は今までも数々の苦難に遭遇しながら、そのたびにそれらを乗り越え力強く立ち上がってきました。

来年度入学する学生の多くは、当時小学生の低学年であり様々な理由により学びの場や交流の場を奪われました。また昨今のコロナ禍においても、不自由な生活を強いられてきました。しかしそれらを乗り越えて来た学生達は、きっと強さや逞しさ、そして優しさを備えていると思います。

本学科では、診療放射線技師に必要な専門分野の他、災害医療についても学習することが可能です。皆様と一緒に何が出来るか考えて行きたいと思います。

写真は、ボランティアの皆様が津波被害にあった地域の作業をした成果です。受けた恩や恵みに感謝したいです。

津波被害地域でのボランティア活動の様子。作業を行う人々と清掃された道が映る。

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