センサーゲームの研究と子どもコホート研究
- 准教授
- 楠本 泰士
- くすもと やすあき
- 小児リハビリテーション、小児整形外科、脳性麻痺、発達障害、末梢神経機能、動作分析
最近は、大きく2つの研究を行っています。どちらも小児分野の研究で、大学院での指導も行っています。
1つ目はセンサーゲームの研究で、2025年5月30日、東京で開催された世界理学療法学会(World Physiotherapy Congress 2025)にて、視線入力型ゲーミフィケーションアプリを活用した研究成果を、症例集積研究として発表してきました。元気なお子さんや、何かしら生活に困難さを抱えているお子さんに対してセンサーゲームを行い、機能の改善効果や基礎研究を進めています。
2つ目は子どもコホート研究です。福島市立平野小学校、平野中学校での測定会と講義を行ってきました。今年度は中学校で「朝の3分運動」を実施しています。中学生の健康に役立つ運動プログラムや健康豆知識の普及を目的として、校内放送で一斉に運動のプログラムを流し、放送に沿ってみんなで運動する内容です。( https://www.minpo.jp/news/moredetail/20250505124130 )。3分間で、準備運動から筋力トレーニング、有酸素運動などを組み合わせて実施します。小学校、中学校ともに、定期的に教員が訪問し、全校生徒と体育館で短時間の運動指導も行っています。引き続き、市内の小中学生の健康を支援していきたいと思います。
リンク名:3分運動で生徒健やか 平野中(福島市)が「朝活」 福医大、中学生向けプログラム普及へ 筋肉量増、意識向上 | 福島民報
URL:
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20250505124130
