筋トレでLet’s stay in shape!!
- 准教授
- 梅澤 敬
- うめざわ たかし
- 細胞診断学(婦人科、頭頸部、膵胆管)、病理組織学、解剖学
人生100年といわれる時代を迎え、健康寿命といった言葉はここ数年で定着しました。そのような時代に向け“貯筋”は思いもよらないケガの回避にも繋がり、医療経済的にも重要なことです。
そんな私も長きに渡り運動とは縁のない生活を送り、日々の検査業務と研究に追われ、健康維持増進など考えてもいませんでした。そのような生活のためか40歳を過ぎたころから腰痛が酷く、体力の低下や健康診断で指摘を受けるようになりました。そこで一念発起し、スポーツクラブに入会、筋トレと若干の有酸素運動を始めたところ、ひと月で脂肪量が3.0㎏減少し、筋肉量が2.8㎏増加、いつの間にか腰痛は消え仕事に集中できるようになりました。筋トレ開始から半年後の健康診断では、全て評価Aとなり驚くべき改善が得られました。食事は以前よりしっかり食べダイエットはしていません。今では筋トレは生活の一部となり、食事内容や生活習慣に気をつけるなど、人生のターニングポイントになりました。
現在も週に2~3回程度のジム通いを継続しています。私のトレーニング内容を少し紹介したいと思います。プログラムは、①胸(大胸筋)と肩(三角筋)、②背中(僧帽筋と広背筋)と腕(上腕二頭筋と上腕三頭筋)、③下半身(大殿筋,大腿四頭筋,ハムストリングス)とお腹(腹直筋)の3つに分け、フリーウエイトとマシーンを組み合わせて行っています。①ではベンチプレス、スミスマシーン、ショルダープレスなど、②ではラットプルダウン、ロウイングマシーンなど、③ではスクワット、ルーマニアンデットリフトなど、です。フリーウエイトの王道といわれているベンチプレスは60㎏を10回×4~5セット、スクワットは80㎏を10回×4~5回、ルーマニアンデットリフトは60㎏を10回×4~5回行っています。
スポーツは、球技、陸上、水泳など多岐に渡る分野・種目に分かれており、人により得意不得意があります。それに対して筋トレは誰もができるエクササイズです。正しいフォームでクールにきめ、筋力アップにチェレンジしてみては如何でしょうか。筋肉アップを自覚すると不思議と自信が持てるようになり、学業にも一層力が入り、困難も乗り越えられる精神力が得られるはずです。唯一の悩みは衣類のサイズが明らかに小さくなり着られなくなることでしょうか・・・。
皆さんも健康維持増進のために筋トレ、初めてみてみませんか?? Let’s stay in shape!!
