またひとつ壁を乗り越えました

6月のことになりますが、臨床検査学科2年生の初めての採血実習が無事に終了しました。まずは練習用の採血キット(写真)を相手にいろいろな採血方法で繰り返し練習し、自信がついたところで実際に採血を行いました。採血においては上手な採血手技はもちろんですが、患者さんへの説明と不安の解消、安全対策の確実な実施、効率的な器材準備、トラブル時の迅速対応など様々な対応力が求められます。学生たちは一つ一つの手順を確認しながら何度も何度も練習を重ね、みるみる上達していました。もちろん、まだまだ経験不足ですので実際の採血業務を行えるようなレベルではありませんが、臨床検査技師になるための壁をまたひとつ乗り越えることができたことは間違いないと思います。

写真の採血キットには“SASUKE”という名前がついています。針を刺すから“刺すけ”のよう?で、針を刺すために生まれた新素材“Sassina;刺っしーな”が使われているとのことでした。( https://www.kyotokagaku.com/jp/products_data/mw50/
大阪生まれの私にはまったく違和感のないネーミングです。

採血実習中の学生が、練習用の採血キットを使って腕に針を刺している様子。

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