保健科学専攻(修士課程)

保健科学専攻(修士課程)について

概要

 学位

 標準修業年限  入学定員 収容定員
修士(保健科学)   2年  16名 32名

大学院保健科学研究科 保健科学専攻は、専攻内で「理学療法学領域」、「作業療法学領域」、「診療放射線科学領域」、「臨床検査学領域」の4つの領域に分かれ研究を進めていきます。
設置の基礎となる学部である保健科学部では、県が定めた「保健医療従事者の新たな養成施設に係る基本構想」に基づき「プロフェッショナルとしての高度な知識と技術を修得し、チーム医療の一員としての役割を果たすことができる人材を育成する」ことを教育目標の一つとして掲げ、「チーム医療」をはじめとする4学科共通の科目や医学部・看護学部の学生と共に学ぶ科目を取り入れ、多職種協働の意識を育んできました。
本研究科保健科学専攻修士課程ではこの特長を発展させ、多職種協働の意識づけだけでなく、実際の課題解決に向け考察し提案を行うなど、自ら働きかける能力の強化を狙いとし、4領域の学生が共通科目において他の職種の最新動向や医療現場の課題を学び、多職種協働の視点を持ちながら専門領域の学修に取り組むことで、課題に対し多角的なアプローチを行う、また、多職種協働の中で自身の専門性を発揮したチームへの貢献方法を考え、実践の場へ還元できるような人材を養成します。

養成する人材像

保健科学研究科保健科学専攻(修士課程)では、研究分野における高度な専門性に基づき、活動の場において修得した知識および科学的思考を実践・還元できる能力を有する、主に福島県内で活躍する教育・研究者および臨床専門職者を養成します。

3つのポリシー

3つのポリシーはこちらからご確認ください。

 

教育課程等の概要

修了要件及び履修方法

修了要件

履修方法

開講科目

共通科目

授業科目 単位数 区分
先端医療と多職種連携 2 必修
医療・研究倫理学 2 必修
保健科学研究方法論 2 必修
保健科学教育論Ⅰ 2 選択
保健科学教育論Ⅱ 2 選択
医療統計学 2 選択
データサイエンス(画像系) 2 選択
データサイエンス(オミクス解析) 2 選択

専門基礎科目

授業科目 単位数 区分
身体障害とリハビリテーション 2 選択
精神障害とリハビリテーション 2 選択
老年期障害とリハビリテーション 2 選択
発達障害とリハビリテーション 2 選択
生体画像情報学 2 選択
分子情報解析学 2 選択
放射線計測と防護 2 選択
放射線病態影響学 2 選択
臨床検査学最新技術論 2 選択
生物分子の分析と探求 2 選択

理学療法学領域科目

授業科目 単位数 区分
運動器障害学特論 2 選択
運動器障害学演習Ⅰ 2 選択
運動器障害学演習Ⅱ 2 選択
神経・小児障害学特論 2 選択
神経・小児障害学演習Ⅰ 2 選択
神経・小児障害学演習Ⅱ 2 選択
内部障害学特論 2 選択
内部障害学演習Ⅰ 2 選択
内部障害学演習Ⅱ 2 選択
地域・予防学特論 2 選択
地域・予防学演習Ⅰ 2 選択
地域・予防学演習Ⅱ 2 選択

作業療法学領域科目

授業科目 単位数 区分
生活機能障害作業療法学特論 2 選択
心身機能作業療法学演習Ⅰ 2 選択
心身機能作業療法学演習Ⅱ 2 選択
活動・参加作業療法学演習Ⅰ 2 選択
活動・参加作業療法学演習Ⅱ 2 選択

診療放射線科学領域科目

授業科目 単位数 区分
医用画像情報工学特論 2 選択
医用画像情報工学演習Ⅰ 2 選択
医用画像情報工学演習Ⅱ 2 選択
医用画像科学特論 2 選択
医用画像科学演習Ⅰ 2 選択
医用画像科学演習Ⅱ 2 選択
核医科学特論 2 選択
核医科学演習Ⅰ 2 選択
核医科学演習Ⅱ 2 選択
放射線治療科学特論 2 選択
放射線治療科学演習Ⅰ 2 選択
放射線治療科学演習Ⅱ 2 選択
医学物理特論 2 選択
医学物理演習Ⅰ 2 選択
医学物理演習Ⅱ 2 選択

臨床検査学領域科目

授業科目 単位数 区分
臨床病理学特論 2 選択
臨床病理学演習Ⅰ 2 選択
臨床病理学演習Ⅱ 2 選択
臨床微生物学特論 2 選択
臨床微生物学演習Ⅰ 2 選択
臨床微生物学演習Ⅱ 2 選択
臨床生理検査学特論 2 選択
臨床生理検査学演習Ⅰ 2 選択
臨床生理検査学演習Ⅱ 2 選択
臨床血液学特論 2 選択
臨床血液学演習Ⅰ 2 選択
臨床血液学演習Ⅱ 2 選択
疾患生化学特論 2 選択
疾患生化学演習Ⅰ 2 選択
疾患生化学演習Ⅱ 2 選択

特別研究

授業科目 単位数 区分
特別研究 10 必修

 

履修モデル

カリキュラム・ポリシーとの関係

修士課程修了後の進路

修了後の進路としては、保健医療機関、介護施設、社会福祉施設、教育・研究機関、健診センター、官公庁、医療機器メーカー等への就職や、博士課程への進学が挙げられます。
進路先での立場は、社会人学生の入学が想定されることから、入職2~5年目の若手から、部門の主任級、管理職等、年齢・職位ともに幅広い層になると考えられますが、時期の違いはあっても将来的に部門のリーダーとなることを目標としています。また、教育機関については、主に大学の教員等を想定しています。

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