2013年12月8日

《講義》 震災後の児童の動向

講師:伊藤 ちはる(福島めばえ幼稚園教員)

震災当日~現在までの経緯と対策等に関する講義。保育師の視点(子供を預かる観点)からの災害の事実と、それに伴う保育や子育ての課題、フォローアップ対策を丁寧に説明。子供を持つ親の考えや動向が分かりやすく、反映されている。

講義を受ける学生たちの前で話す女性講師の姿。背景には収納キャビネットが見える。
医療に関する講義を受ける学生たちが並ぶ教室の様子。

感想等(抜粋)

子供を持つ親の不安や、実際の子供たちの様子を知ることができ非常に興味深かったです。発災当時に受けた影響がその後の子供の成長に影響を及ぼしていることがわかりました。数年後、この子供たちがどのように成長していくのか、その影響はどのように現れるのか、経過を見ていきたいと思いました。

《講義》 福島原発事故の人文社会科学的考察

講師:藤野 美都子・福田 俊章(人間科学講座)

福島県立医科大学での講義風景。参加者が講師の話を聞きながら資料を手にしている。

福島の現況(避難区域再編、人口減少、避難生活者の健康問題、コミュニティの分断等)と事故責任に関する考察、三宅島の住民避難との相違など、法律学、倫理学的視点から福島を見つめる講義(藤野先生)。福島と、チェルノブイリや三宅島との比較についての人文的考察(福田先生)。

感想等(抜粋)

社会科学、倫理学?的な角度から今回の原発事故に関する振り返りを聞くことに意味があるのか?と臨床中心の生活でいる自分としては思ってしまっていたのですが、お二人の講義が、非常にわかりやすい、そして共感を持ちやすい楽しい講義と、事実に基づいた歴史的背景をよく理解できる講義。その別な側面から見たことは全体像を理解するうえでは貴重な経験でした。

《講義》 急性放射線症候群・放射線事故の歴史

講師:吉田 浩二

講義中の男性が資料を指し示し、聴衆に向かって説明している様子。背景には窓と収納キャビネットが見える。

急性放射性症候群の概説と、これまでの放射線事故(スリーマイル島、ハンフォード、JCO臨界事故等)の事例に関する講義

感想等(抜粋)

今までの放射線に関する歴史を詳しく知ることができた。資料がとてもわかりやすくまとまっていた。教育訓練などの参考資料にさせていただきたいと思います。

《修了式》

修了証書授与:熊谷 敦史

最後に、このセミナーへ参加しての全体のご意見・ご感想を伺いました。(抜粋)

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