2013年12月6日

《よろず健康相談の様子》

結果返却会21名中よろず健康相談者20名

※主な相談内容

放射線影響に関する相談 1件
身体症状に関する相談  19件
福島県立医科大学の相談会で、医療スタッフが患者と話し合っている様子。
福島県立医科大学の教室で、学生が勉強している様子。壁には折り紙の飾りがあり、窓から自然光が差し込んでいる。
医療相談を受ける女性と医療スタッフが対話している様子。背景にはカラフルなアートが飾られている。
医療に関する相談を行う場面。テーブルを囲む3人の男性が話し合っている。背景にはカーテンと色とりどりのアートが見える。
福島県立医科大学の職員や学生が集まったグループ写真。背景には飾り付けが施された室内の様子が見える。

感想等(抜粋)

自分のスキル・知識不足を実感したワークショップになりました。よろず相談を私も経験し、実際に心筋梗塞が疑われれる相談者にめぐりあい、ペアを組んでいただいた救急の医師が途中から問診を続けていただき、実例を目の当りにすることができました。不安ながらによろず相談をさせていただきましたが、良い経験となりました。

《講義》 震災時の消防活動

講師:双葉地方広域市町村圏組合消防本部

震災に関する講話を聞く参加者たちが集まる会議室の様子。

地震や津波で被災した住民の救助活動・原発事故による救助活動の停止・住民の避難誘導や、地震の当時の心境についての講話。今までの訓練を超える想定外の大規模震災に、情報がまったく入ってこない中での津波災害や原発事故による放射線への恐怖はわたしたちの想像を超える過酷なものだったといえる。

感想等(抜粋)

消防士として、使命感を持って活動されていることに感動しました。また、他職種間における事前の情報共有とコミュニケーションがとれた体制構築の必要性を感じました。消防士の方が専門分野でない放射線関連の知識を沢山お持ちでかつ活用されておられることに感銘をしました。

《視察》 被災地視察(楢葉町・富岡町)

講師 : 双葉地方広域市町村圏組合消防本部

環境放射線測定を行いながら、楢葉町、富岡駅さらに夜ノ森駅周辺の帰還困難区域および川内を見学。道一本隔てて帰還困難区域と居住制限区域が接している状況を受講生と共に見学し、放射線の汚染による分断の現実を目の当たりにした。

倒れた看板の前に並ぶ花壇と、背景にある建物の一部が写った風景。
放射線量を測定するための測定器を手に持つ様子。表示画面には数値が表示されている。

感想等(抜粋)

津波による被災が比較的クローズアップされているのが今回の震災の現状だと思いますが、宮城・岩手とは違った被災地の情景を体感できました。他県では津波の被害の及んでいないところでは比較的速やかに通常の風景に戻った感じですが、帰還困難区域の情景が印象に強く残りました。

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