2015年10月3日

《よろず健康相談の様子》

集団健診受診者207名中よろず健康相談者5名

※主な相談内容(重複有り)

身体症状に関する相談 1件
心に関する相談 2件
福島県立医科大学のイベントで、医療相談を受ける高齢者とスタッフの様子。
医療に関する話し合いを行う3人の人物と青いパーテーションがある室内の様子。
福島県立医科大学の教室で、学生がテーブルを囲んで話し合っている様子。

感想等(抜粋)

昨日演習をして臨んだが緊張してしまい、しっかりと住民の方の言葉に耳を傾け対応しただろうか、もっとこういう言葉で接すれば良かったと思うことばかりだ。イライラして眠れないなど現状を訴えているにもかかわらず、何らかの支援を必要としないという態度を示すのは何を意味するのか考える機会となった。又、解決できない問題にも相手の価値を共有し向き合っていくことの大切さを改めて学んだ。

《講義》 双葉消防の活動

講師:双葉地方広域市町村圏組合消防本部

消防士が講演を行っている様子。背景には消防関連のバッジや看板が見える。

地震災直後の対応・警察等が避難をする中にあって消防のみが現地に留まる決断に至る経緯や、その後長期にわたる捜索活動等を含め、現地消防活動の実態と苦悩についての講話。

感想等(抜粋)

4年半を経たが、リアルティのある話であった。救命救急士で住民を助ける使命を持ち、かつそこに住んでいる住民でもあること、この立場の辛さは計り知れないものである。震災直後の守る住民はいないのに、その地で任務を遂行しないといけないこと、誰の、何の命を守っているのか、それは人ではなく、双葉地域という地域の命を守っているとさえ思った。第一線で任務遂行をしている方の貴重な話であった。

《視察》 被災地視察(楢葉町・富岡町)

楢葉町、富岡町、南相馬市、飯舘村の現地にて地震・津波と原発事故による被災と避難の現状と、富岡駅周辺で下車し、地震、津波の被害がそのままに残る現状を視察。

感想等(抜粋)

これまで消防活動として岩手県野田村、弘前大学の研修として浪江町の居住制限区域に赴いたことはあるが、放射線量の高い帰還困難地域近傍は初めてで、シンチレーションの示す数値がみるみる高くなっていくのを見て、放射性物質がまだまだ多く沈着している事実、またバリケードの向こう側にお住まいであった多くの方々の不幸の事実を知った。

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