2013年8月27日

《見学》 膝痛・腰痛予防教室

講師:猪狩 恵子 (福島県川内村保健福祉課)

参加者が運動しながら交流する様子を捉えた、福島県立医科大学のバイタルチェック補助の場面。

実施前後のバイタルチェック補助、参加者と共に運動しながら交流

感想等(抜粋)

川内村の高齢者の方々が元気であることに驚きました。川内が好きで、かつある程度元気な方が帰ってきておられることを自分の目で見ることができました。
今後超高齢化が予想されるという福祉の現場をイメージするのに、とても役立ったと思います。

《講義・ディスカッション》 避難所等での保健活動

講師:猪狩 恵子 (福島県川内村保健福祉課)

感想等(抜粋)

自分も被災者でありながら、被災者の救援にあたった保健師の重要な役割を感じた。避難などをしなければいけかった状況で住民のことを一番知っているのは保健師の強みであるし、住民にとっても保健師の存在は安心できたのではないかを感じた。発災時には、緊急時の対応も保健師には求められてくることを感じた。

《講義》 川内村の復興状況の説明

講師:井出 寿一 (福島県川内村復興対策課)

福島県立医科大学の教室で講義を受ける学生たちの様子。
野菜工場の見学中、参加者が説明を受けている様子。背景には紫色の照明が施された栽培設備が見える。
野菜工場の見学

感想等(抜粋)

若い人たちが帰ってこない村をどうするか、住みやすい村にしていくためにはどうしていくべきか、雇用の供給が足りてないのをどうしたらいいか、村の復興のために様々な方法を考えていらっしゃるのをみて、同じ高齢化している島根県出身のものとして考えさせられました。

《講義》 川内村の医療の現状・震災時の対応について

講師:佐藤 正憲(川内村国民健康保険診療所)

福島県立医科大学の教室で、講義を受ける学生たちの様子。
講義を受ける学生たちとスクリーンに映し出された建物の画像。

感想等(抜粋)

医療について多くの写真を交えて体験談を話してくださったので、災害時の様子を少し体験している気持ちになる講話でした。震災時の医療者の状況を福島医科大学病院の医療とは違った視点で、一医療者の活動を知ることができました。災害発生時は、医療機器・資源の不足が起こり、その限られた資源の中で住民の安全の確保や医療を行うための優先順位づけ・工夫・柔軟性・諸機関との連携が求められるのだと分かりました。 また、川内村の震災前の医療の状況も少しお話を聞くことができ、現状をふまえて、地域の特性に合わせた医療を考えていくことの必要性を感じました。

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