2015年8月24日

《挨拶》

大津留 晶

医療に関する講義を行う講師と、受講生たちが座っている教室の様子。

大平 哲也 (疫学講座)

大平哲也氏が講義を行っている様子。参加者が聴講している教室の風景。

《WS》 福島の震災について考えるプロブレムマッピング

講師:吉田 浩二

医療に関するワークショップで講師が学生に説明している様子。学生たちは熱心に聞き入っている。

感想(抜粋)

  • 東日本大震災について思いつくことを書いていったが、ニュースなどで知った情報しか自分似なく、それもとてもアバウトなことしかないことに気付いた。これからのセミナーでたくさん学んでいきたいという思いが強くなり、良かったと思った。
  • 出身地も様々な学生が集まって、意見を出し合う機会はとても貴重であるとWS中に感じました。直接、県外の医大生の意見や感想を聞いたのは初めてだったので、自分には考えつかないことも知ることができて良かったと思います。

《講義》 福島県の災害

講師:熊谷 敦史

福島県立医科大学の教室で、講師が地図を使って説明している様子。学生たちが真剣に聞き入っている。

感想(抜粋)

  • 遠方にすんでいると、東日本大震災は地震のイメージよりも原発事故のイメージが強くなってしまいますが、地震の影響は大きく、死者も全く無視できないものになっていると分かりました。避難の情報が混乱を招いたこと、避難中のリスク、死亡事故等、受入先、迅速に確かな行動が必要だと思いました。
  • 福島での被害について、放射能の影響だけでなく地震による被害の大きさや、今現在の問題についても学ぶことができた。

《講義》 福島における放射線リスク

講師:熊谷 敦史

講義中の男性がプレゼンテーションを行い、受講者がメモを取っている様子。

感想(抜粋)

  • 生活の中で、放射線が人体に及ぼす影響や、住民の方々の不安や悩みを聞き、正確な情報を持つことの大事さや、その発信の必要性について理解できた。
  • 数字や単位が一人歩きしているメディアの情報ですが、きちんと丁寧な説明を受けることで、得体の知れぬ不安を軽減できるということを身をもって体感しました。これまで、このようにたっぷりと時間を取って、放射線リスクについてまとめて勉強したことがなかったので、良い時間となりました。

《実習》 放射線測定・環境測定・霧箱実験

講師:熊谷 敦史・吉田 浩二

福島県立医科大学の教室で、学生たちがグループディスカッションを行っている様子。講師が指導している。
福島県立医科大学のキャンパスで、学生たちが実験や調査を行っている様子。

感想(抜粋)

《講義》 震災後の心のケア

講師:本谷 亮(医療人・育成支援センター)

医療現場で講義を行う白衣を着た男性が、受講生に向かって手を挙げている様子。

感想(抜粋)

  • 想像していたよりも精神面に影響する要因はたくさんあり、それは個人の問題だけではなく、コミュニティとの軋轢が生むものもあることが驚きでした。ストレスを抱え込む個人が集団になる分、様々な問題があると分かりました。
  • 被災した人々のPTSDやストレスのことは少し学んでいたが、仮設住宅での嫌がらせや、コミュニティの解体、県外へ避難した人々が戻りたいと思っているかどうかなどの問題は知らなくて、とても勉強になった。その人その人の心に寄り添ったケアが必要だと思った。

《講義》 放射線事故の歴史

講師:吉田 浩二

医療に関する講義を行う男性が、スライドを指し示している様子。

感想(抜粋)

  • 放射線による死亡者が0であることに衝撃がありました。世界はチェルノブイリとFukushimaの二の舞にならないように対策を練りに練っていくべきです。
  • ARSについて先生からご指導いただくのはこれが初めての機会でしたので、症状のレベルや発現段階など、興味を持って受講できました。正しい放射線利用について過大となることは、議論すべき問題であると感じました。

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