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福島県立医科大学 大学紹介

 


理事長兼学長

竹之下 誠一

本日より平成29年度が始まります。
東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所事故から丸6年が経過致しました。 その間に本学には県外や国外から、高い志を持った多くの方々に参集いただき、今や、本学の教職員の数は、震災前の約1,900名から3,000名を越す規模にまで拡大しました。そして昨年末、最先端の設備を備えた ふくしま国際医療科学センター も全面稼働しました。 これにより本学は、復興を健康と医療の面から支えるために必要な人材を得、設備を手にしたことになります。しかし、このことが何か新たな成果を保証するものではないことを私たちは肝に銘じています。本学は単に大きな「可能性の塊」となったにすぎないのです。

本学には今、整備されたこれらの施設や組織を駆使して、その可能性を追求し実現すること、最大限の成果を上げることに全力を尽くすことが課されています。
そのための心構えとして、私は「競争 -competition」と「共創 -Creating Shared Value」の両立、という姿勢を全ての教職員に求めています。これは、教職員が互いに問題意識を共有し、スピード感を持ちながら試行錯誤、切磋琢磨することでしか、可能性を実現することはできないということを意図しています。
例えれば、設備というハードは完成したらそこがゴールです。しかし、それを活用し成果を手にする、いわばソフトには、これで良しというゴールはないのです。何らかの成果を手にした瞬間、さらに目指すべき未来の成果が見えるはずです。
上には上があります。これまでに経験したことのない高いレベルで価値観を共有しながら競い合う力を養うこと。それが競争と共創です。

本学が、力強く復興を支え、新たな未来の開拓のため、避けて通ることが出来ないステージに立っていることを私たち自身、絶えず自覚しています。貪欲に少しでも高い目標に向かって進むには、大きな困難を伴うことは承知の上です。しかし、困難には柔軟に、しなやかに対応しながら、不屈の精神で教職員が一体となって県民の皆様と復興のため、目標の達成に向けてまい進して参ります。



平成29年(2017) 4月3日
福島県立医科大学 理事長兼学長  竹之下 誠一

 

 

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