消化器外科
Gastrointestinal Surgery
外科について
会津医療センター外科は、会津地方の医療拠点として地域医療の向上に貢献するために、先端的な医療を個々の患者さんに最適な形で提供することを診療の基本としています。
主たる対象は消化器外科で、消化管外科および肝胆膵外科領域の疾患です。特に難治性疾患の多い肝胆膵領域の患者さんを多く経験しており、肝臓、胆道、膵臓などの外科手術では安全・確実な手術に加え、栄養療法・化学療法などを併用した集学的治療により治療成績の向上をはかっています。また、小腸・大腸・肛門科との協力のもとに両領域で各種鏡視下手術を積極的に導入しています。
御高齢の患者さんに対する治療の個別化も大切な研究の柱と考えており、漢方科と共同で手術患者さんへの漢方治療の導入、糖尿病腎臓内科との協力のもとに糖尿病をお持ちで手術を受けられる患者さんへの人工膵臓の適用など、先進的で特色ある治療法に取り組んでいます。
当科では後期研修医を募集しております。詳細については【こちら】をご覧ください!
平成28年10月より新たに呼吸器外科を開設しました。詳細については【こちら】をご覧ください!
大腸肛門外科について
大腸癌は日本における悪性腫瘍の死亡者数で、女性は第1位、男性は第3位、全体では第2位となっている疾患です。さらに大腸癌による死亡者数を実数でみると、アメリカよりも多くなっており、社会的な問題です。
大腸肛門外科は主として外科手術と抗がん剤治療を中心とした大腸癌治療と肛門疾患の治療を行っております。大腸癌については、診断に関しては小腸・大腸内科と一緒に大腸内視鏡検査や大腸CT検査を行っております。手術では腹腔鏡手術を積極的に行っており、腹腔鏡手術の施行率は86%に達しています。ほかの医療機関で永久人工肛門になると診断された方でも、患者さんのライフスタイルや肛門機能を評価した上で、術前化学療法などを組み合わせて究極の肛門温存手術(腹腔鏡下ISR手術)を実践しております。切除不能進行・再発大腸癌には、必要に応じて遺伝子診断を行った上で、分子標的薬を取り入れた化学療法を行っております。また、腸閉塞となった大腸癌に対する大腸ステント治療では日本の多施設共同研究において中心的役割を果たしております。肛門疾患については、従来の痔核切除術に加えて、肛門への注射のみで治療するALTA療法も行っております。直腸脱に対しては、大腸癌の腹腔鏡手術の経験を生かして、低侵襲で根治性の高い腹腔鏡下直腸固定術を行っております。
大腸癌治療に関するセカンドオピニオンも歓迎いたします。大腸癌の患者さんの手助けとなることを考え、診療を行っております。
当科では後期研修医を募集しております。詳細については【こちら】をご覧ください!
クリニカルパス
担当医表
| 午前 | 午後 | |
|---|---|---|
| 月 |
石亀 輝英 《特殊外来》 (化学療法のみ) ※新患は小腸・大腸内科にて診察します。 |
《特殊外来》 坂本/石亀(外来NST) 午後3時~4時 |
| 火 | 外科医師 遠藤 俊吾 五十畑 則之 |
《特殊外来》 乳腺外来 【福島医大】 午後2時~4時 遠藤 俊吾 ストーマ外来 |
| 水 | 外科医師 遠藤 俊吾 ストーマ外来 |
|
| 木 | 石亀 輝英 添田 暢俊 《特殊外来》 添田 暢俊 (ヘルニア外来) 遠藤 俊吾 (化学療法のみ) 坂本 渉 |
《特殊外来》 |
| 金 | 外科医師 五十畑 則之 |
《特殊外来》 乳腺外来 【福島医大】 午後2~4時 五十畑 則之 |
受付時間・診察開始時間・注意事項
午前
【受付】午前8時~12時
【診療】午前9時
※外来においでの際に、診察室で次回診察日の予約を取ることが出来ます。
※都合により、休診や担当医が変更となる場合もございますので、(ご予約でない場合は)事前にお電話でお問い合わせください。
※外来NSTは交代で担当
午後
午後は予約のみです。(乳腺外来、外来NST)
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | ● | ● | ● | ● | ● |
| 午後 | ● | ● | ● | ● |
医師紹介
坂本 渉(さかもと わたる)
| 職名 | 消化器外科学講座主任 教授 |
|---|---|
| 専門分野 | 消化器外科 特に大腸肛門外科 |
| 資格等 | 日本外科学会 指導医・専門医 日本消化器外科学会 指導医・専門医 日本内視鏡外科学会 内視鏡外科技術認定医(大腸) ロボット支援手術プロクター(大腸) |
メッセージ
- 「諦めない大腸癌治療」をモットーに、患者さまとの対話を通じて納得のいく大腸癌治療を提供いたします。
- 他院にて「永久人工肛門が必要」「切除不能」と言われた患者さまの、会津地方ひいては福島県の最後の砦になれるよう、尽力いたします。
- 内視鏡外科の技術を活かした、より負担の少ない手術方法を選択してまいります。
- 消化器外科学講座は教育機関として、若手に選んでもらえる、居心地の良く活気に満ちた研修施設を目指してまいります。
遠藤 俊吾(えんどう しゅんご)
| 職名 | 福島県立医科大学会津医療センター 消化器外科学講座 教授 |
|---|---|
| 専門分野 | 消化器外科、大腸肛門病外科、内視鏡外科、大腸内視鏡、大腸癌化学療法 |
| 資格等 | 日本外科学会 専門医・指導医 日本消化器外科学会 専門医・消化器がん外科治療認定医・指導医・評議員 日本大腸肛門病学会 専門医・指導医・評議員 日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医・支部評議員 日本臨床外科学会 評議員 日本内視鏡外科学会 評議員 日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会 ストーマ認定士・評議員 日本がん治療認定機構 暫定教育医 米国消化器内視鏡学会会員 |
メッセージ
昭和61年に信州大学を卒業しました。その後、東京女子医大第二病院外科に15年、昭和大学横浜市北部病院消化器センターに11年在籍しました。その間、消化器外科、とくに大腸癌に対する鏡視下手術、肛門温存手術、抗がん剤治療、切除不能直腸癌に対する術前化学放射線治療の研究と臨床を行って来ました。小さな創で根治手術をすること、肛門温存手術で永久人工肛門を造らないことをモットーにしております。
会津に赴任して以来、大腸癌手術の80%以上の方に腹腔鏡手術を行いました。手術成績の悪い下部直腸癌に対しては手術前に抗がん剤治療を行い、腫瘍を縮小させて腹腔鏡手術を行い、癌治療を目指す新しい治療を行っております。鏡視下手術の普及と大腸癌の治療成績の向上に微力ながら貢献したいと願っております。
添田 暢俊(そえた のぶとし)
| 職名 | 福島県立医科大学会津医療センター 消化器外科学講座 准教授 |
|---|---|
| 専門分野 | 消化器外科(消化管外科、内視鏡外科) |
| 資格等 | 医学博士 日本外科学会 専門医・指導医 日本消化器外科学会 専門医・指導医 日本内視鏡外科学会 評議員・技術認定医(胆道) 日本消化器病学会 専門医・指導医 日本ヘルニア学会 評議員・鼠径部ヘルニア修得医 東北ヘルニア研究会 世話人 |
メッセージ
主に消化器がん(胃がん)、鼠径ヘルニア、胆石症などの外科診療(特に腹腔鏡下手術)を担当しております。よりよい医療を提供できるように尽力したいと思います。
そけいヘルニアについて、詳しいことはこちらに掲載しております。
五十畑 則之(いそはた のりゆき)
| 職名 | 福島県立医科大学会津医療センター 消化器外科学講座 准教授 |
|---|---|
| 専門分野 | 外科(消化器一般外科)、大腸内視鏡 |
| 資格等 | 日本外科学会 認定医・専門医 日本消化器外科学会 専門医 日本がん治療認定機構 がん治療認定医 日本消化器内視鏡学会 専門医 |
メッセージ
H11年に新潟大学を卒業し、その後は東京女子医科大学東医療センターで研修しました。H24年4月から前身である県立会津総合病院に赴任し現在に至ります。妥協せず患者さんにとって最も良い医療が提供できるように頑張ってゆこうと思います。腹痛、便通異常、大腸がん検診で便潜血陽性、下血、血便、痔核などでお困りの方は気軽に受診して下さい。
石亀 輝英(いしがめ てるひで)
| 職名 | 消化器外科学講座 講師 |
|---|
鈴志野 聖子(すずしのせいこ)
| 職名 | 福島県立医科大学会津医療センター 消化器外科学講座 助教 |
|---|
鈴木 博也(すずき ひろや)
| 鈴木 博也(すずき ひろや) | 地域医療支援助手 消化器外科学講座 助手 |
|---|---|
| 専門分野 | 消化管疾患、遺伝性腫瘍 |
| 資格等 | 日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医、日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医、日本遺伝性腫瘍学会専門医、日本がん治療認定医機構認定医、マンモグラフィー検診精度管理中央委員会読影認定医 |
メッセージ
主に消化管疾患の手術、化学療法を担当しています。患者さんに寄り添った最適な医療を提供できるように尽力します。よろしくお願いいたします。