2013年10月13日

《川内村健康相談他》

講師:井出 寿一(川内村復興対策課)

川内村の現状報告。避難者との懇談会。村内施設見学を行った。

川内村での現状報告会の様子。プレゼンテーションを受ける参加者たち。
川内村の現状報告
避難者との懇談会で座って話し合う人々の様子。和室での交流が行われている。
避難者との懇談会
村内の野菜工場を見学する人々が、紫色の照明の中で育つ野菜を観察している様子。
村内野菜工場見学

感想等(抜粋)

よろず健康相談には参加できませんでしたが、仮設住宅で生活する方の気持ちを聞くことができました。前向きな思いの中に不安や不満も感じましたが、今こうして私たちに話を聞かせていただけるまでに、震災後2年半という期間のなかで様々な苦悩を乗り越えてきたのだろうと思います。そのことを忘れてはいけないと感じました。

《講義》 震災時の消防活動

講師:大和田 仁(双葉地方広域市町村圏組合消防本部)

消防隊員が講演を行い、聴衆が真剣に聞き入る様子。背景には消防関連の資料が掲示されている。

被災当日からの状況とその対応についての講演。特に、福島第一原子力発電所等の要請で原発敷地内への消防活動に向かう消防隊員の写真は、これから戦地に向かうような悲壮感が漂うものであり、それでも行かなければならない公務の尊さが感じられた。

感想等(抜粋)

あの時から、今までマスコミに触れることもなく静かに双葉地区を支えている方々の生の声を聞くことが出来感動しました。命令一つで死の恐怖に向かう過酷な職場のたくましい人々を見て日本はまだ終わっていないと感じました。

《視察》 被災地視察(富岡町)

講師:双葉地方広域市町村圏組合消防本部

バスの車内から見た、バリケードで封鎖された道路と交通標識の様子。

環境放射線測定を行いながら、川内から富岡駅周辺を見学。富岡町地内バリケード近くは3~4マイクロシーベルトと高い。

感想等(抜粋)

震災後、2年半経過していますが、まだ復興とは程遠い地域も多く、震災の影響はまだまだ続くのだろうと感じました。津波による被害は今でもその時の状況を残しており、心に深く残りました。

最後に、このセミナーへ参加しての全体のご意見・ご感想を伺いました。(抜粋)

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