2015年5月22日

《よろず健康相談の様子》

集団健診受診者159名中よろず健康相談者16名  

※主な相談内容(重複有り)    

放射線影響に関する相談 1件
身体症状に関する相談 15件
心に関する相談 2件
医療に関する話し合いを行う福島県立医科大学の医療従事者と患者の様子。
医療に関する話し合いを行う4人の男女がテーブルを囲んでいる様子。背景には青いテントが見える。
医療に関する相談を行う福島県立医科大学のスタッフと高齢者の対話の様子。
医療に関するディスカッションを行う4人の男女が座っている様子。
医療に関する話し合いをしている女性たちのグループ。テーブルには資料が置かれ、真剣な表情で意見を交わしている。

感想等(抜粋)

最初、どうすれば良いか戸惑いもありましたが、住民の方と触れ合うことで良い経験ができました。よろず相談も構えていましたが、放射線に関する相談はなく、健康相談が主であり4年の歳月を感じたものです。ただ、体重が増えた方の話の中に避難により住居が変わることで生活スタイルが変わったことを聞かされた時、災害の弊害は続いているのだと再認識させられました。何れにしても良い経験ができました。

《講義》 双葉消防の活動

講師:双葉地方広域市町村圏組合消防本部

消防士が講演を行い、聴衆が真剣に聞き入っている様子。背景には「PUTABA」の看板が見える。

地震災直後の対応・警察等が避難をする中にあって消防のみが現地に留まる決断に至る経緯や、その後長期にわたる捜索活動等を含め、現地消防活動の実態と苦悩についての講話。

感想等(抜粋)

地震、津波、原発事故・・・大混乱ななか使命で消防活動にたずさわった 本当に生の話を聞くことができ、とても、衝撃をうけました。決死の覚悟で、消防、救急活動を継続したことが良くわかりました。この経験を今後の震災医療に生かさねばいけないと思いました。

《視察》 被災地視察(楢葉町・富岡町)

原発事故の旧前線拠点であったJヴィレッジを経て、旧警戒区域内の楢葉町と富岡町内の地震・津波被災地を見学。

福島県の田園風景に佇む白い家とその前に停まる車の様子。
福島県立医科大学の前で、数人の人々が建物を見つめている様子。

感想等(抜粋)

やはり現地視察は印象深いものとなりました。地震と津波によってできた爪痕の街には驚き、原発事故で強制避難となった街とのギャップにも驚きました。時間が解決してくれる街並みもある中、やはり長期間の避難を余儀なくされている被災者の心情を垣間見ることができました。よろず相談に来られた飯舘村の方との触れ合いも思い出され、もっともっと寄り添いたいと思うようになりました。

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