2014年9月28日

《講義》 急性被ばく症候群と放射線事故の歴史

講師:吉田 浩二

講義を行う男性が教室で話している様子。背景には窓と段ボール箱が見える。

急性放射性症候群の概説と、これまでの放射線事故(スリーマイル島、ハンフォード、JCO臨界事故等)の事例に関する講義

感想等(抜粋)

被ばくによる前駆症状の重症度はさまざまな点で目安となるものであった。また、それの知識があると外部被ばく線量の推定が可能になる。今すぐ役に立つというわけではないが、これらの知識を持った人が地域や行政にいるというだけでも、放射能被害を目の当たりにした福島県住民の安心のひとつになると感じた。

《実習》 被ばく・汚染傷病者受入実習

講師:熊谷 敦史・安井 清孝・吉田 浩二

被ばく・汚染傷病者医療対応実習。第一報を得て、直ちにチーム編成と対応内容のブリーフィングを行った後に二班に分かれ対応。一例目は歩行可能な下腿汚染者、二例目は汚染を伴う下腿開放骨折とし、情報収集、防護服着用、汚染拡大防止、汚染患者救急対応を実践。

医療用防護服を着用する医学生たちが、実習室で準備を進めている様子。
医療現場で防護服を着た医療スタッフが患者に対応している様子。

感想等(抜粋)

汚染傷病者受け入れの準備や、実際、対応の仕方などの実際をリアルに考えることができた。看護師・保健師としてリスクコミュニケーション能力を高める必要性を強く感じた。実習を重ねて受け入れに慣れていかないと実際に絶対動けないと感じた。

《修了式》

修了証書授与:大津留 晶

医療施設内で、白衣を着た二人の男性が何かを手渡ししている様子。背景には医療機器が見える。
医療に関する説明会で講演を行う男性と、聴衆が集まる福島県立医科大学の内部の様子。

最後に、このセミナーへ参加しての全体のご意見・ご感想を伺いました。(抜粋)

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