看護学部長 ごあいさつ
時代に即した質の高い看護専門職者の育成を目指して
福島県立医科大学看護学部は、幅広い領域で活躍できる看護専門職者を育成する目的で、平成10年 4月に開設され、4年後のH14年4月からは大学院看護学研究科も設置されました。
近年の医学と医療の進歩は著しいものがあり、今、看護専門職者に求められているのは、単なる医療の介助のみではなく、入院・在宅患者の日常生活のQOLを高めることや、地域社会においても病気の予防とその後のケアまでも指導できる人材です。さらに、3.11東日本大震災と原子力発電所の事故による未曾有の大災害発生時から、本学部は被災者の健康問題、看護ニーズなどの情報収集や必要な支援活動を行っておりますが、災害看護に対応できる人材育成も必要と考えております。本学部では、平成24年度の入学生から新しいカリキュラムでの教育を行いますが、今まで通り卒業時には看護師、保健師、助産師国家試験の受験資格が得られるように教育します。また、大学附属病院をはじめ、県内の主要な病院や施設と協力した看護・保健実習にも力を入れ、高水準の教育を維持しています。そして、本学学生がヒトや生命の尊厳を重んじ、常に慈しむ心を忘れない豊かな人間性を形成し、看護の専門的知識・技術をもって社会ニーズに応えることができる質の高い看護専門職者として羽ばたけるよう指導してまいります。
一方、看護専門職者においても、人間性豊かな社会人としての資質が要求されます。そのためには、豊かなコミュニケーション能力やものごとを多面的に理解し探求心に富む創造力の修得、さらには社会問題に関する知識などについても日々研鑽に努めることが大切です。光が丘キャンパスは、四季の自然にあふれた緑豊かな敷地にあります。学生たちは仲間と勉学やクラブ活動に励み、のびのびと個性豊かにキャンパスライフを送ることができます。
本看護学部では次のような人を求めています。
1.いのちを尊ぶ心を備えた人
2.高い倫理観と豊かな人間性を備えた人
3.広い視野と適切な判断力を備えた人
4.科学的探求心と創造力を備えた人
5.地域に根ざした保健医療に貢献する熱意を備えた人
看護専門職者を志向し、熱意をもって主体的に学ぼうとする意欲のある学生を心よりお待ち申し上げております。時代に即した人材育成の実現のため、本学教職員が一丸となって、全力で努めてまいります。
平成24年4月1日
看護学部長
鈴木 順造
