災害こころの医学講座
基盤研究C「複合災害被害避難・帰還者のレジリエンス獲得」研究班 (主任研究者 大戸斉)では、これまで2011年の震災・津波・原発事故を経験した方を対象として、レジリエンス (回復力) とメンタルヘルスの関係について研究を続けてまいりました。このたび、レジリエンスについてより多くの方に知ってもらうために、研究報告活動の一環として、ショートムービー「レジリエンス~福島の物語~」を作成し、令和4年4月25日、本学公式Youtubeチャンネルで公開されました (補足説明付字幕、英語版字幕もあります)。ムービーでは、実際にさまざまな困難に直面した方が徐々に日常生活を取り戻すための体験について取材し、それぞれの人が自分なりに新しい日常を積み重ねてこられた、その人その人のレジリエンスストーリーを紹介させていただいております。また、解説用ウェブサイトも開設いたしました。
NEWSお知らせ
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本講座のウェブサイトをこちらに移行しました。
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実践活動、研究活動、スタッフを更新しました。
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災害こころの医学講座の主催、東北大学コンダクター型災害保健医療人材の養成プログラムおよびふくしま心のケアセンターの共催で、3月21日(金)13時~16時に講演会「災害から学ぶ心のケア:トラウマを理解する」を開催しました。
ABOUT災害こころの医学講座について
福島県立医科大学医学部災害こころの医学講座は2013年10月1日に開設されました。当講座はその名が示すように、災害が人のこころにどのような影響を及ぼすのか、そして被災者に対してどのような精神保健上のケアや治療が必要となるのかを考え、検証し、実施・提言するという役割を担っています。
