人生のターニングポイント「BONE」「PICTURE」
- 講師
- 山品 博子
- やましな ひろこ
- 医療画像評価学、マンモグラフィ、医療社会学、健康教育
皆さん、英語は好きですか?では今から30秒間で(心の中で)自己紹介してみてください。
約20年前、初めて海外旅行に行った時、現地の方から「何を勉強しているの?将来何になるの?」と尋ねられました。英語は好きで、発音にも結構自信があったのに、話し始めると、レントゲン (roentgen)も通じなければ、エックス線すらx.... line…という始末。診療放射線技師の仕事を伝えたくて、絞り出した最後の二言が「BONE」「PICTURE」。まさに実践で玉砕でした。この頃はちょうど病院就職、進学、モヤモヤと将来について悩んでいる時期でした。帰国後、何となく心にあった「他人と違うことをしたい」という気持ちと、英語力をもっと磨きたい気持ちが相まって、留学することを決意しました。そして現在、タイやミャンマーで毎年講義、講演をしています。人生何がきっかけになるか分かりません。無駄なように思えることが、自分の大きな財産になったり、思わぬ副産物を産み出したりすることがあります。日々の学びや経験を大切に大学生活を送ってください。The future is unpredictable.
写真:留学当時乗っていた愛車Chrysler New Yorker
