できることから少しずつ。地域に寄り添うリハのかたち
- 助教
- 髙橋 恵里
- たかはし えり
- 小児リハビリテーション、小児理学療法、脳性麻痺、発達障害、国際リハビリテーション
先日、宮城県気仙沼市で開催された、宮城県理学療法士会主催の研修会でお話しする機会をいただきました。平日の夜にもかかわらず、多くの熱心な理学療法士や作業療法士の皆さまが参加してくださいました。
研修会後の交流会で参加者に伺ったお話によると、医療サービスに加え、装具や座位保持装置の作成・修理など、さまざまな場面で仙台市まで通わなければならず、気仙沼地域で生活する障がいのあるお子さんやご家族には大きな負担になっているとのことでした。
福島県も面積が広く地理的な特徴があるため、同じように十分なサービスが行き届かない地域があります。そこで今年は、ゼミ生と協力して『福島県こどもリハビリテーションマップ』を作成しています。こうした取り組みが、少しでも子どもたちやご家族の力になれるよう、これからも努めてまいります。