初めての海外、初めてのモンゴル
- 助教
- 小笠原 牧
- おがさわら まき
- 高齢期作業療法、精神科作業療法、認知症、余暇活動
8月上旬に、モンゴルの地域高齢者を対象とした生活機能調査のため、モンゴルへ出張いたしました。私に取って初めての海外渡航であり、日本以外の文化に触れる機会となりました。モンゴルは、国土の80%が草原で壮大な景観が広がっていました。そして夜の21:00頃でも明るく、遅くまで起きていても日本より罪悪感は少なく気持ちとしても開放的に過ごせました。街中は日本車が沢山走っていて、セダンでもオフロードをグングン走っていて、日本ではなかなか見られない光景を目の当たりにした。また、食文化においても、主に肉料理が中心で、肉好きの私にとっては非常にうれしかったです。
今回の調査では、私は口腔機能測定を担当し、モンゴル語と日本語が話せるJICA職員、モンゴル語と英語が話せる現地の作業療法教員、そしてモンゴル語を話す理学療法学生の4人で評価を行いました。言語の壁がありながらも、お互いが分かる言葉や翻訳機を駆使しながら、協力して測定を行えたことはいい経験となりました。
また、現地の作業療法教員とは、高次脳機能障害がある方へのリハビリテーションの進め方など悩みを共有できたのも面白い経験でした。リハビリテーションは国を越えても共有できる部分があるのだなと思うと、これまでの経験をぐっと広い視点でとらえられたような気にもなります。
日本以外の国に触れる機会は、視野が広がったり、何かを選ぶ時の選択肢が増えたりすると思います。学生の皆さんも、チャンスがあるならぜひ海外にチャレンジしてください。
