自己紹介(珍しい!?検査技師の人生)
- 助教
- 松田 将門
- まつだ まさと
- 検査血液学、血栓止血学、臨床検査医学、認知科学
はじめまして。4月から臨床検査学科に着任した松田将門(まつだまさと)と申します。出身は新潟県です。3月末まで新潟大学病院に勤務しており、4月から教員として福島に来ました。これまでずっと新潟に住んでおり、今回、人生で初めて新潟を離れて暮らし始めました。
私は小中高を卒業後、新潟大学医学部保健学科に進み、卒業と同時に臨床検査技師の国家試験に合格しました。卒業後、病院には就職せず、新潟大学にある脳研究所という研究施設に大学院生として入門しました。そこでは、脳波を用いて、ヒトの脳機能について研究していました。大学院修了後は、新潟大学病院に就職しました。そこでは、血液検査の中でも“血液が固まるかどうかを調べる検査”(これを血液凝固検査といいます)について、病院の検査室で日常検査に従事し、またその研究もしていました。大学病院に在職中、社会人大学院生として博士課程に進学し、脳機能の研究もしていました。
私の分野は、ヒト脳機能と血液凝固検査です。講義や実習、研究でも、それらの分野を中心に担当させていただきます。「その2つの分野は関連しているのですか?」とよく聞かれるのですが、自分でも関連性は見つけられていません(笑)。2つの分野それぞれを、純粋に、科学として楽しんでいます。そのキッカケや面白さとは…紙幅の都合上、次回以降にお伝えできればと思います。講義や実習を通して、学生のみなさんに、専門知識の習得に留まらず、科学の楽しさを味わってもらえるよう努めていきます。よろしくお願いします。