現場からのメッセージ
臨床検査技師からのメッセージ
迅速、正確な検査で医師の診療をサポート

2013年より福島県立医科大学附属病院に勤務
Q. 臨床検査技師になろうと思ったきっかけは?
子どものころから黙々と手先を使うことが好きで、理科の実験も大好きでした。人を助ける医療系の仕事が格好いいなと思っていたところ、親族から臨床検査技師を勧められました。
実は人と話すことが苦手で、学生のときは患者さんと接する生理機能検査が嫌でした。でも、本学附属病院に就職して3年間検体検査を担当し、採血のときに患者さんたちとよもやま話をするうちに、少しずつ苦手意識はなくなりました。
Q. 仕事のやりがいは?
検査結果を迅速かつ正確に出すことです。患者さんを待たせないためにも、そして医師の診療をサポートするためにも重要なことだからです。
昨年から腹部超音波検査を担当しています。肝臓、膵臓、胆嚢を中心にお腹全体を検査し、医師が欲しいと思っている画像を的確に映し出せるよう、いろいろ工夫しています。先輩のやり方を見ているとまだまだ未熟だなと思いますが、「この検査だけは私に任せて」と言えるくらい技術を磨き、信頼を得られる技師を目指しています。