保健科学部の特徴・理念・目標
養成する人材像
- いのち、健康、および生活を守る専門医療技術者として、高い倫理感と知識・技術、コミュニケーション能力を有する人材
- 生涯にわたって学習・科学する意欲を持ち続け、人として、専門医療技術者として成長することができる人材
- 福島県の地域医療や災害医療を理解し、それらへの取り組みを能動的に行える人材
特徴
- 保健科学部は、福島県における東日本大震災後の医療技術者の流出や健康不安の増大を背景に、広く社会に貢献しうる専門医療技術者(理学療法士、作業療法士、診療放射線技師、臨床検査技師)を養成するために、2021年4月に開設されました。
- 本学部では、専門医療技術者に必要とされる知識・技術に加え、主体性と協調性も含めた総合力を身につけられる、実践的な科目を多く配置しています。また福島県の地域医療や災害医療に関連する科目も多く配置しています。
- 新たに整備された「福島駅前キャンパス」において、MRI をはじめとする多くの高度な専門機器を利用した効果的な演習・実習を行います。
- 一部の科目では医学部・看護学部の教員や附属病院職員も授業を担当し、多様な専門性を有する教員陣からの実践的な教育により、医学・医療を広く深く理解した専門医療技術者を養成します。
- 4学科合同演習や医学部・看護学部との合同授業を通して多職種連携、いわゆるチーム医療の実際を経験することができます。
- 福島県内唯一の特定機能病院である附属病院を中心に県内の医療機関等で、幅広く充実した臨床実習が行われます。
教育理念
福島県立医科大学保健科学部は、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の経験を活かし、高い倫理観と豊かな人間性を備え、地域住民のニーズに応えるとともに、広く社会に貢献しうる専門医療技術者(理学療法士、作業療法士、診療放射線技師及び臨床検査技師)を養成する。
また、生涯を通じて不断に学び、考え、予想外の事態を乗り越えながら、自らの人生を切り開き、成長していくことのできる人材を養成する。
このため、学生の視点に立ち、その個性を伸長させるとともに、主体的に多様な人々と協力して仕事のできる資質・能力を身につけさせる教育を体系的に実施する。その際、一人一人の持つ主体性や多様な個性を尊重しながら全ての教育活動において学生の「学びのプロセス」を重視する。
教育目標
- プロフェッショナルとしての高度な知識と技術を修得し、チーム医療の一員としての役割を果たすことができる人材を育成する。
- 主体的・創造的に問題を把握・解決できる医療人となるべく、また人としても、常に学び続け、成長することができる人材を育成する。
- 地域医療、災害医療に関する知識を修得し活かすことができる人材を育成する。
学部の求める学生像
この理念・目標を達成するために、次のような人を求めます。
- 専門医療技術者として「いのち」、「健康」および「生活」を支える意欲を有する人
- 科学的探究心と創造性を備え、高度な専門知識と技術を主体的に学ぶ姿勢を有する人
- コミュニケーション能力にすぐれ、高い倫理観と協調性を有する人
- 東日本大震災を経験した福島の地で学修するという意欲を有する人
- 本学部で学ぶための十分な基礎学力を有する人
入学者選抜の基本方針
1.一般選抜 / 2.学校推薦型選抜
上記の選抜においては、以下のチェックリストの比重に合わせて評価します。
保健科学部アドミッション・ポリシーチェックリスト