2016年10月1日

《よろず健康相談の様子》

セミナーの実地研修として、よろず健康相談(被災市町村住民を対象とした個別健康相談)を実施した。

医療相談を行う福島県立医科大学の医師と患者の様子。プライバシーを考慮した仕切りが設置されている。
福島県立医科大学の講義室で、学生や教員が交流している様子。

感想等(抜粋)

住民の方の話を生で聞く機会があってよかった。改めて放射線災害の影響が根深く残っていること、生活、人生に大きな影響を与えたことを目のあたりにすることができた。同じ福島県民でさえ軽視していたように思う。放射線を隠れ蓑とした家族の問題があり、それを正しい知識が覆すこともあることを学んだ。もしかすると、真実から目を背けたいというケースもあり丁寧に人物像を描いていく必要を感じた。

《講義》 双葉消防の活動

講師:双葉地方広域市町村圏組合消防本部

消防活動に関する講話を受ける参加者たちが、スクリーンを見つめている様子。

地震災直後の対応・警察等が避難をする中にあって消防のみが現地に留まる決断に至る経緯や、その後長期にわたる捜索活動等を含め、現地消防活動の実態と苦悩についての講話。

感想等(抜粋)

実際に現場の最前線で自分の命に危険もありながら、活躍された消防の方の話はとても胸があつくなりました。また、また少し時間がたちあの時の話をこのような機会に研修生にお話ししてくださることに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。ありがとうございますの一言しかありません。また、このように自分の体を犠牲に過酷な環境で働く人たちが、少しでも安らげる時間が訪れればと思います。

《視察》 被災地視察(楢葉町・富岡町)

楢葉町、富岡町、南相馬市、飯舘村の現地にて地震・津波と原発事故による被災と避難の現状と、富岡駅周辺で下車し、地震、津波の被害がそのままに残る現状を視察。

感想等(抜粋)

5年経ってもここは時が止まっていると感じつつ、何ができるのか?被災地に行くと色々考えさせられる。先生の説明を聞きながらの視察でしたので、より学びが深まった。

最後に、このセミナーへ参加しての全体のご意見・ご感想を伺いました。(抜粋)

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