2015年9月23日

《オリエンテーション》

熊谷 敦史

《WS》 福島の震災について考えるプロブレムマッピング

講師:吉田 浩二

会議室でプレゼンテーションを行う人々の様子。参加者が資料を見ながら意見を交わしている。

感想(抜粋)

  • 東日本大震災と聞いて、僕たちはニュースから知り得た情報(津波・放射線の被害)ばかりに目を向けてしまい、地震や医療に全くふれていなかったので、これが僕たちの現実なんだと気づくことができました。
  • 自分たちがいかに現地のニーズなどを考えずマスメディアが報じている情報に振り回されているのがわかった。医療のことが書いていないという指摘を受けた時に、自分たちが表面上のことしか考えておらず、医療職の卵としてより一層考える必要があると思った。

《講義》 福島県の災害

講師:熊谷 敦史

福島県の地図を背景に、講義を行う男性の姿。

感想(抜粋)

  • 被災者にどのような人がいるのか考えるときに、住民のことしか考えていなかったが、原発作業員や医療者なども被災者の一人であるということが印象的で、私たちは一つの視点でしか捉えることができてなかったと感じた。
  • 被災者に対する医療に関して、このセミナーを受けるまで知らないことが多く、限られた場所の中でこんなにも多くの人たちが被災者医療に関わっていたのか学ぶ事ができて良かった。津波や原発事故にばかり目がいっていたけど、福島は震災関連死が多いことを知って、メディアにばかりとらわれるのではなく、自分からもっと情報を得ていかなければいけないと思った。

《講義》 福島における放射線リスク①・②・③

講師:熊谷 敦史

医療に関する講義を受ける参加者たちが、プレゼンテーションを見ながらメモを取っている様子。

感想(抜粋)

  • DNAが放射線によって傷つけられる仕組みや、しきい値について、e-leaningではよく理解できなかったけれど、講義でよく分かった。また、放射線による健康被害は、そんないヒドイわけではなく、がんになる可能性もないということを何となくでしか理解していなかったけれど、今回の講義で、きちんとした数値の根拠をもとに理解できた。放射線に関する学習を始めてから、自然放射線や内部被ばくについて初めて知ったが、自分が普段から被ばくしていることに驚いた。
  • 震災後、多くの情報が出回ったが、その情報にとらわれず、正しく根拠のある情報を得ていかなければならないと思った。不安を抱えた被災者に対して行政や医療従事者が正しい情報を提供し,被災者の誤った認識を取り除くことで、風評被害の減少にもつながるし、混乱を招くことを防ぐことにつながると思った。

《実習》 放射線測定・環境測定・霧箱実験

講師:熊谷 敦史・安井 清孝・吉田 浩二

医療に関する研修を受ける福島県立医科大学の学生たちが、講師の話を聞きながらディスカッションしている様子。
医療機器を使用している3人の男女が、福島県立医科大学の室内で健康測定を行っている様子。

感想(抜粋)

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