2014年9月2日

《講義/討論》 社会科学からみた原発事故

講師:藤野 美都子(人文社会科学講座)

笑顔で手を合わせている女性の写真。背景には白いカーテンが見える。

感想(抜粋)

  • チェルノブイリや三宅島、ドイツやデンマークといった、少し違った観点からこの震災について考えることができた。また、電源三法交付金について学び、選択する責任についても考えた。
  • 福島の原発事故を東京三宅島と比較した講演は初めてでした。共通点が多くてびっくり。もちろん違う点もあって、その異なる点こそが、原発事故の問題を解決しにくくしている部分でもあるように思った。(賠償など)

《WS》 避難所運営机上演習

講師:熊谷 敦史・安井 清孝・吉田 浩二

避難所での問題解決を模擬する実習に参加する学生たちの様子。

感想(抜粋)

  • 避難所に人々が来たとき、どのような問題が生じ、どのように解決していくべきか実習形式で自分で考えることで大変実感がわきました。
  • 細かく決められたストーリー設定により、机上演習とはいえとてもリアリティ感がありました。毛布30枚をどのように配給するかを考えるのが難しかった。

《講義/演習》 県民健康調査の概要と調査の実際

講師:大平 哲也(疫学講座)

大学の教室で講義を行う講師と、真剣に聞き入る学生たちの様子。

感想(抜粋)

  • 現場ではどのようなことが聞かれていたのか、実際のアンケート用紙に自分自身が書くことで実感を持って学べました。
  • 福島県民としては、震災、原発事故から何ヶ月も経ってから今さらのようにされる調査が面倒だなと思ってしまっているのも事実。しかし、この調査の意味や、調査する人もいろいろ努力されていることを知ることができ、調査に前向きな気持ちになれた。

《講義》 リスクコミュニケーション特論

講師:熊谷 敦史

医療に関する実習を受ける学生たちが教室で講義を聴いている様子。

感想(抜粋)

  • リスクコミュニケーションという言葉はこの実習で初めて聞いたが、リスクを背負う人々がしっかり理解して選択するためにとても重要なことだとわかった。
  • 決断のためにはメリット、デメリットをしっかりと把握して、皆で話し合うことの重要性を学びました。メリット、デメリットなどの情報をしっかりと開示し、共有していくことは大前提だと思いました。

《演習》 模擬よろず健康相談

講師:熊谷 敦史・安井 清孝・吉田 浩二

医療に関する相談を行っている二人の男性が、テーブルに向かい合って話し合っている様子。

感想(抜粋)

  • 相談者の気持ちになって話すのが難しかった。また、相談を受ける側のときも、どの程度傾聴し、どの程度こちらが話すのかのバランスが難しいと感じた。
  • 「死んだらいいのかなと思うこともある」といきなり言われたら、パッと返答できなかった。“友達と楽しくおしゃべり”というわけではないから、やっぱりいろいろ考えながら話していました。

《テスト》 総合テストと解説・まとめ

講師:大津留 晶

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