2014年9月1日

《挨拶》

熊谷 敦史

福島県立医科大学の研究室で、白いシャツを着た男性がカメラを見つめている様子。

大平 哲也 (疫学講座)

大平哲也氏がスーツを着て講義室で立っている写真。背景にはホワイトボードが見える。

《WS》 福島の震災について考えるプロブレムマッピング

講師:安井 清孝

学生たちがテーブルを囲み、意見を出し合いながら学習している様子。

感想(抜粋)

  • 皆でまず思い付くワードを書き、それをつなげていくという学習方法は面白いと思いました。また、福島出身の学生との思い付くワードが全然違っていたことが印象的だった。
  • 震災というと、私は震災直後のイメージがとても強かった。グループの意見では急性期だけでなく、慢性期、現在についての客観的な意見もたくさんあり、広い視野で考えることができた。

《講義》 福島県の災害

講師:熊谷 敦史

講義中の男性がプレゼンテーションを行っている様子。背景には黒板とスライドが映っている。

感想(抜粋)

  • 色々なメディアで取り上げられて、今回の震災のことについて、ある程度は知っていたものの、きちんと数値化されたものをまとめて見せられると、改めて今回の震災の被害の大きさに怖さを感じてしまいました。でも、しっかりと知識を得られる講義であったと思います。
  • 外から見るのではなく、福島県内から発信される正しい知識には私の興味が増幅され、より定着しやすい印象を受けた。

《講義》 福島の人々の質問から放射線の人体影響を考える

講師:熊谷 敦史

医療に関する授業で講義を行う男性と受講者たちがいる教室の様子。

感想(抜粋)

  • メディアが正しい情報を十分に伝えておらず生じている住民の不安や疑問について、以前に放射線の授業で学んだ知識と結びつけながら理解できた。
  • 原発事故が起きたとき、県民の多くが1度は心配になったと思ったこと、疑問、質問を証拠(データ)をもとに整理して考えられたのでわかりやすかった。

《実習》 放射線測定・環境測定・霧箱実験

講師:熊谷 敦史・安井 清孝・吉田 浩二

学生たちがテーブルを囲んでグループ活動を行い、資料を見ながら議論している様子。
医療に関する実習中の学生たちが、足の測定を行っている様子。

感想(抜粋)

《講義》 震災後の心のケア

講師:本谷 亮(医療人・育成支援センター)

医療に関するプレゼンテーションを行う講師と、聴講する学生たちがいる教室の様子。

感想(抜粋)

  • 避難をした人、しなかった人、戻ると決めた人、戻らないと決めた人。それぞれが事情を抱え、様々な悩みをもっているので、それによりそって継続的な支援が必要なのだとわかった。
  • ショックな出来事があった人々がどのような状態になるのか、そしてどのように接するべきかすごくためになりました。

《講義》 福島原発事故後の放射線健康リスク

講師:熊谷 敦史

医師が教室で地図を指し示しながら講義を行い、学生たちが真剣に聞いている様子。

感想(抜粋)

  • 放射線被ばくによるがん発症を心配することによって、外に出なくなり、肥満となり、結果がんになりやすくなる構図は知っていたが、BMIの変化率(増加)が大きいほどリスクが高まるというのには驚きました。
  • 水や食べ物の安全性についてや、甲状腺について、医学部で学んでいても正確なところまではわかっていなかったが、細かいデータなどを用いた説明により理解できた。

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