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保健医療交流事業 (講演会) レポート

健康づくりの基礎基本〜健康づくりの取り組み方〜

桑折町・令和5年7月25日(火)

講演の様子1
講演の様子2

講演会は、令和5年7月25日(火)13時30分から、桑折町にある桑折町屋内温水プール・多目的スタジオ「イコーゼ!」を会場に開催されました。講師は、糖尿病内分泌代謝内科学講座鴻野央征助手が務められました。
 講演は「健康づくりの基礎基本〜健康づくりの取り組み方〜」をテーマに行われました。

まずは、生活習慣病が昨年度の死因の約6割を占めており、健康で長生きするためには生活習慣病予防をすることが非常に重要であると説明がありました。また、「健康」とは、「表面的に病気がない状態」ではなく、「こころもからだも健やかであり、社会的にも好ましい状態」であり、健康寿命をいかにして延ばしていくかを考えなくてはならないとのことでした。

生活習慣病は、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などが発症・進行に関与する疾患群であり、疾患発症の要因は、遺伝要因、外部環境要因、生活習慣要因など様々な要因があることが説明されました。疾患も様々なので、単一疾患の予防ではなく、横断的な予防が重要とのことでした。今回は、予防するために以下の5項目について説明がありました。

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・能動喫煙により呼吸器系の発がん率や循環器疾患、糖尿病のリスクも上がってしまうこと
・受動喫煙でも肺がんのリスクが上がってしまうため、他人のたばこの煙を避けるようにすること
◆^酒
・アルコールの過剰摂取により、認知症、脳出血 食道炎、狭心症、肝硬変、がんなどのリスクが上がってしまうこと
・アルコールは、個人差があるため絶対に強要しないこと
・1日の基準として、ビールなら中びん1本程度、ワインならグラス2杯程度とすること
・休肝日を作り、寝酒を避けること
 食事
・バランスの良い食事をすることが大切であること(年齢や体格に合わせて調整)
・食塩摂取量は、1日7.5グラム未満に抑え、外食を控えるようにすること
・野菜摂取量は、1日350グラム目標とすること(果物は糖質が多いため注意)
・納豆、豆腐などの大豆製品を多く摂取するにより、死亡のリスクが下げることができること
・魚を食べる習慣をもつことで、虚血性心疾患のリスクが下げることができること
・牛、豚などの赤肉の食べ過ぎは、結腸がんのリスクを上げてしまうこと
・ジュースなど甘いドリンクは極力控えること(スポーツドリンクは糖分が多いため注意)
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・BMI21〜27が最も死亡のリスクが低いこと(やせすぎず、太りすぎず)
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・1日10分でも運動する機会を設けること

最後に、専門の糖尿病についての説明がありました。昔は早死にする病気と言われておりましたが、近年、糖尿病患者の寿命は段々と延びてきており、糖尿病の方が糖尿病ではない方と同じような生活ができるようになる日が来るかもしれないとのことでした。

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