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保健医療交流事業 (講演会) レポート

心と体のストレスケア:快眠のための実践法

檜枝岐村・令和2年11月26日(木)

講演の様子
講演の様子2

今年度3回目の講演会は、檜枝岐村からの要望により、「心と体のストレスケア:快眠のための実践法」をテーマに檜枝岐村 道の駅尾瀬檜枝岐 山旅案内所において開催されました。
 講師は、本学の災害こころの医学講座助教の佐藤秀樹先生が務められました。
 講演ではまず、ストレスに密接に結びついているうつ病と自殺について、データを基に簡単に説明されました。

次に、うつやストレスはどのようなメカニズムで発生していくのかを話されました。うつやストレスは、まず日常での嫌なできごとが原因で落ち込んだ気分が起こり、その結果として家にこもったり、人と会うことを避けたり、思い悩んでしまうことで、さらにそのことが原因で一層落ち込むというような悪循環が起こることから生まれるもので、その悪循環から抜け出すために小さなことから変化をすることが大事だと話されました。

その後、今回の大テーマでもある快眠のための実践法について、①疲れたら寝るリズム、②夜になったら寝るリズム、③体温が下がったら寝るリズムの3つのリズムを整えることで、規則正しい睡眠習慣を作っていくことが大事だと話されました。
 講演の最後には、不眠につながる不安や緊張を解きほぐすためのリラックスのための呼吸法を参加者全員で実施して、講演会は終了となりました。

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お問い合わせ: 医療研究推進課 研究推進係

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