9月30日（土）午前8:30〜12:30、本学附属病院内において災害対応訓練を行いました。
これは福島県内で行われた東北ブロックDMAT参集訓練に合わせて行ったもので、傷病者役には本学学生も参加するなど、総勢200名にものぼる大がかりなものとなりました。

県北地区において大規模な地震が発生し、傷病者が多数運ばれて来たとの想定シナリオの下、院内スタッフだけでは対応困難な状況の中、秋田県や岩手県から参集したDMAT隊の支援を受けながら､傷病者対応に当たる訓練を行いました。
さらに､訓練会場では傷病者搬送や転送のため､消防本部とも連携しましたが、多職種によるコミュニケーションの重要性と難しさを実感しました。

訓練終了後の反省会では、「何よりも初動が大切」「日常から最低限の対応法を意識しておかないと、いざというとき全く動けない」といった感想が聞かれました。災害時の病院対応について多くの院内スタッフに問題意識を持ってもらう良い機会となりました。