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福島県立医科大学 トピックス
ハーバードT.H.Chan大学公衆衛生大学院の「福島フィールドトリップ」が本学からスタート
令和7年1月6日(月)から1月24日(金)の間、ハーバードT.H.Chan公衆衛生大学院インターナショナルコース「ウィンター・セッション 福島フィールドトリップ」が新たに創設され、スタートしました。
初日には、ハーバードT.H.Chan公衆衛生大学院の学生15名が本学を訪れ、竹之下誠一理事長兼学長らとの面会が行われました。竹之下理事長兼学長は、「福島のアンバサダーとして復興の状況を世界に伝え、健康危機に直面する地域で福島の経験が活かされることを願っている」と激励の言葉を述べました。
また、このコース創設に尽力したハーバードT.H.Chan公衆衛生大学院後藤あや主任教授(福島県立医科大学特任教授)は、「福島復興の過程を自分たちの言葉で語れるようになり、それぞれの現場での学びを活かし、現状に沿った情報発信をしてほしい」と期待を語りました。
福島フィールドトリップでは、参加者が約3週間にわたり県内各地を訪問し、「リスクコミュニケーション」「健康モニタリング」「除染と環境」の3つのテーマに分かれて取り組みます。原発事故後の対応や現状の課題について理解を深め、科学的根拠に基づき地域社会のニーズに即した「より良い復興」の提案を目指します。
参加者は、アメリカ、中国、台湾、インドネシア、コロンビア出身の医師などの大学院生で構成されています。また、本教育研修プログラムでは、福島学院大学、郡山女子大学、東京電力福島第1原発、東日本大震災・原子力災害伝承館(双葉町)などの訪問も予定されています。本学でも教員による講義や学生との交流の機会も設けられています。
※ハーバードT.H.Chan公衆衛生大学院
1913年にハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)の共同プログラムとして設立されました。米国で最も歴史のある公衆衛生大学院の一つであり、世界的にも高い評価を受けています。 現在、約2,700人の学生、教員、研究者が在籍しており、公衆衛生分野の教育、研究、実践において最前線を担っています。特に、疫学、健康政策、環境保健、栄養学など多岐にわたる分野で優れた成果を上げ、国際的な課題にも貢献しています。
関連リンク
福島第一原子力発電所事故に関連した研究のためのMOU(覚書)締結
https://www.fmu.ac.jp/univ/daigaku/kouryu/20241017.html
本学教員がハーバード大学T.H.Chan公衆衛生大学院教授に就任
https://www.fmu.ac.jp/univ/daigaku/topics/20231208.html
1913年にハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)の共同プログラムとして設立されました。米国で最も歴史のある公衆衛生大学院の一つであり、世界的にも高い評価を受けています。 現在、約2,700人の学生、教員、研究者が在籍しており、公衆衛生分野の教育、研究、実践において最前線を担っています。特に、疫学、健康政策、環境保健、栄養学など多岐にわたる分野で優れた成果を上げ、国際的な課題にも貢献しています。
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https://www.fmu.ac.jp/univ/daigaku/kouryu/20241017.html
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https://www.fmu.ac.jp/univ/daigaku/topics/20231208.html