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福島県立医科大学 トピックス

MD-PhDプログラムの学生が、国際学会で発表を行いました

報告会

本学のMD-PhDプログラムで、総合科学教育センター(国際地域保健学)に所属する木下 瑠菜さん(医学部3年生)が、10月にオーストラリアのアデレードで国際血液協会が開催した「National Immunohaematology Continuing Education(NICE)」で研究成果を発表しました。

MD-PhDプログラムは、医学研究を志向する医学部学生に対し、早期に研究の機会を与えるために、大学院に準ずる教育を医学部在籍時から開始するものです。
 木下さんは、公益財団法人福島県国際交流協会が行っている「次世代の海外研修への助成事業」と本学のMD-PhD助成金を活用し、NICEに参加しました。NICEは、若手の研修医や世界中から集まる参加者の相互の学び合いを重視しており、全参加者が5分間のプレゼンテーションをすることとなっています。

木下さんはここで、福島県赤十字献血センターと協働して行った高校生の献血に対する意識アンケートの分析結果を発表し、若年者が献血をする動機として「人の役に立つことができる」という認識が献血行動に結び付き、その意識を高めるには、自己の健康管理や血液に関する知識の向上が大切ということを示しました。
 3日間にわたるNICEのプログラムで、世界中の学生・研究者・臨床医と交流を深め、貴重な助言を得るなど、学びの多い研修となったそうです。

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