本学は、国際交流推進の一環として、中国・武漢大学と平成11年(1999年)2月に交流協定を締結して以来、教員の相互派遣や本学医学部生の短期留学などの交流を継続しております。平成28年(2016年)からは、武漢大学医学部生の受入れを開始し、今秋も張 健健(Zhang Jianjian)、張 倩倩(Zhang Qianqian)、李 宁(Li Ning)、耿 荣鑫(Geng Rongxin)の4名の学生が、約6週間にわたり本学で臨床見学や研究活動を行い、その成果を発表する報告会が11月13日(水)に開催されました。

報告会では、来春武漢大学医学部に短期留学予定の医学部生をはじめ、出席した学生及び教職員から、中国と日本の違い、資料のまとめ方に関する質問も飛び交うなど、有意義な時間を共有することが出来ました。

武漢大学の学生たちは滞在中に台風19号を経験し、本学の災害医療への取組のみならず、防災速報、避難通知や避難所開設など、日本の災害対応を目の当たりにし、学ぶべき部分・事項が多いと報告していました。

「まるでアニメーションに出てくるような、綺麗な本当の空がある福島をまた訪れたい」と述べていた学生たちの再訪をお待ちしています。