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福島県立医科大学 トピックス

本学附属病院が令和元年度救急医療功労者の厚生労働大臣表彰を受けました。

鈴木弘行病院長、伊関憲救救命救急センター部長写真
(左)鈴木弘行病院長
(右)伊関憲救命救急センター部長

表彰状と記念の盾
表彰状と記念の盾
授賞式での記念写真
授賞式での記念写真

9月9日(月)中央合同庁舎において表彰式が催され、当院から鈴木弘行病院長、伊関憲救命救急センター部長が出席しました。本賞は、厚生労働大臣が都道府県知事の推薦のもと、長年にわたり地域の救急医療の確保、救急医療対策の推進に貢献した個人や医療機関等の団体を表彰するものです。

昭和26年の開設以来、地域の皆様と連携協力しながら本県の医療発展に取り組んできた当院では、県民に対する救急医療サービスの充実及び向上を目的に平成5年に救急科を新設し、高次救急センターでの診療を開始しました。その後、平成20年1月28日からは救命救急センターの運用とドクターヘリの運航を開始しています。

救命救急センターは、重症の心臓疾患、脳疾患、多発外傷、広範囲熱傷等の重症者を治療する三次救急医療施設として平成18年度から福島県が整備をはじめ、福島県内で4か所目、県北地方では初めての設置でした。ドクターヘリは、消防機関・医療機関からの出動要請に基づき、救急医療に精通した医師及び看護師を現場に派遣することで、重症者により早い段階で適切な治療を施すことを可能とするもので、本県内での運航は全国で14か所目、東北では初めての運航となり、平成30年度には累計362回の出動を行いました。

救命救急センターの運用とドクターヘリの運航開始は重症者の救命率や社会復帰率の向上につながるものであり、当院では高度医療の提供と併せ、今後とも地域医療への貢献に努めていきたいと考えています。

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